お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

ついうっかり……先輩女子に言ってしまった失言エピソード 「独身の先輩に旦那の話」「仕事一筋ですね」

森川ほしの/OFFICE-SANGA

先輩女子への失言「口は災いの門」とはよく言ったもので、うっかり口を滑らせたせいで、人間関係がこじれてしまうことは意外と多いですよね。特に女同士だと、どこに「地雷ワード」が潜んでいるかわかりません。そこで今回は、働く女性たちが言ってしまった先輩女子への失言について聞きました。

年齢の話はデリケート

・「新入社員のときに、学生のころ(大学ではババア扱いだった)の感覚で『自分なんてもうオバサンですよ~』って言ってしまった。さっぱりした先輩だったので『あんたがオバサンだったら私らどうなるのよ~』と明るく突っ込んでくれたが、腹の中はどうだったんだろう……」(33歳/小売店/販売職・サービス系)
・「仕事終わりに先輩に『今度、合コンしない?』と誘われ、『私もう年なんで……』と自虐のつもりが……、先輩が『じゃあ、もっと年な私はどうなるの』と。まわりは聞いてないふり」(33歳/医療・福祉/専門職)

これって、本当に悪気はないんですよね。筆者も、年上女性の前で「私も、もうけっこうな年齢ですから……」と言ってしまい、あとで青ざめた経験があります。反対に年下女性から同じようなことを言われた経験もあるのですが、そのときは特に何とも思いませんでした。これはもう「あるある」ということで、サラリと流してしまいましょう!

がんばっている先輩に……

・「いつも仕事をがんばっている先輩に『仕事一筋ですね』と言ってしまったこと。先輩がモテないみたいになってしまい、変な空気になった」(24歳/食品・飲料/専門職)
・「仕事が遅くて、数日間職場に泊まり込んでいる先輩があまりにも臭かったので、『お風呂は入った方がいいですよ?』と、つい言ってしまった。まわりはうなずきまくっていたが、本人が黙り込んでしまい、嫌な空気になった」(28歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

まわりから「お風呂は入った方がいい」と言われるほど匂っていたとは……。いくら仕事が忙しくても、入った方がいいですよね。言われた先輩はショックだったかもしれませんが、自分の臭いにはなかなか気づけないものですから。

場を凍りつかせた話題

・「アラフォーの独身の先輩の前で、結婚が決まって浮かれた話をしてしまった。あとから同期に、『あれはヤバイよ』と言われた」(28歳/金融・証券/営業職)
・「独身の先輩に旦那の話をしたとき。空気が凍ったように感じた」(31歳/小売店/販売職・サービス系)

30代~40代くらいになってくると、「結婚」という言葉に敏感になってしまいます。たとえ本人が気にしていなくても、独身女性に結婚の話をするのは気を使いますよね。しかし、あえてその話題を避けるのも変ですし……。相手を選ぶ話題です。

なぜか出ちゃったタメ口

・「表でも裏でもしたことないのに、なぜか会話内で呼び捨てにしてしまった」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)
・「先輩についタメ口で言ってしまい、みんなにしらけた目で見られた」(33歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)

人間関係がきちんと築かれている間柄なら、この程度のミスは先輩も笑って許してくれるでしょう。ついうっかりなのか、それとも「裏ではいつも呼び捨て」なのかどうかは、日ごろの態度を見ていればわかるはず。

褒めたつもりが……

・「『年齢の割に、肌がキレイですね』と言ってしまい、一瞬沈黙になった」(30歳/医療・福祉/専門職)
・「『若く見えますね』と言ったら、『それって、若くない人に言う言葉だよね』と言われ、青ざめた」(28歳/学校・教育関連/専門職)

年上の女性を褒めるのは、けっこう難しいものです。言い方によっては上から目線のようになってしまいますし、年齢に言及すると角が立ちますし……。先輩女子の外見には、触れない方が無難なのかもしれません。

これからも、毎日顔を合わせなくてはならない職場のお姉さま方。職場の人間関係を良好に保つためにも、失言には気をつけたいですね。特に「結婚」や「年齢」の話には要注意。地雷を踏まないためには、なるべく余計なことは口にしない方が、身のためだと言えそうです。

(森川ほしの/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2015年7月にWebアンケート。有効回答数178件(22~34歳の働く女性)

※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年08月12日に公開されたものです

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を求め、フリーライターの道へ。マイナビウーマンで恋愛、マナー、話し方などに関するコラムを担当。

この著者の記事一覧 

SHARE