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あなたも悩んでいる? 職場でどうしても言い出せない「先輩、それ間違ってます!」

ファナティック

職場の先輩を尊敬していますか? 尊敬できる先輩であったとしても、明らかに先輩が間違っているときには、指摘しにくいものですよね。笑って誤りを認めるタイプの人と、そうでない人がいます。そうでない人の場合、間違っていることを言えずに悩むこともありますよね。今回は働く女性にそんな本音を聞いてみました。

Q.先輩が間違っていることをしているのに、それを言えずに悩んだことはありますか?
「ある」15.4%
「ない」84.6%

約15%の女性にそんな経験があるようです。具体的にどんな状況だったのか、詳しく聞いてみましょう。

やんわりと言ってみた

・「やんわりと提案型で言ってみた」(33歳/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)

・「一応遠回りに意見はいっておいて後で間違っていたらほらみろと心の中で思う。でも結局仕事のやり直しは自分」(32歳/その他/クリエイティブ職)

・「営業トークで間違っていることがあったが、強く言えずに、それとなく否定するにとどまってしまった」(29歳/その他/その他)

はっきり言うとカドが立つため、やんわりと指摘したことのある女性もいるようでした。あまり効果がないようですが、先輩のプライドを守ることには成功しているかもしれませんね。

言いにくいのはこんな先輩

・「注意すると逆ギレしてくるのでできるだけスルーしてた」(32歳/不動産/専門職)

・「先輩が取引先に間違ったことを言っているのを聞いたが、プライドが許さないだろうと思い、何も言えなかった」(31歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「口頭での言い間違えについて本人は気づいていなくて少し口論になった。きちんとその場でメモや確認を取るようになった」(26歳/学校・教育関連/事務系専門職)

・「プライドが高い人なので言いにくい」(30歳/小売店/販売職・サービス系)

プライドが高い先輩には誤りを指摘しづらいものです。言い方に注意しても、「後輩に注意された」ことには変わりはないからです。もし言うなら指摘という形ではなく、「私の理解は○○だったんですけど、△△なのでしょうか」という確認の形にするくらいが関の山かもしれませんね。もしどうしても気になるのであれば、ほかの先輩や上司に確認しておいて、自分の理解を正しておきましょう。

先輩、こんな間違いしてますよ!

・「先輩の敬語がとてもおかしいけれど、言うと気まずくなりそうでそのままにしている」(30歳/医療・福祉/専門職)

・「コンサルタントのことをコンセントとずっと言い間違えてたが、指摘できなかった」(27歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

・「サボっている先輩に注意できなかった」(23歳/その他/事務系専門職)

・「御中のあとに様をつけていたこと」(30歳/建設・土木/事務系専門職)

・「先輩が時々、書類の漢字を間違えて読むこと。注意すると怒られそうで言えない」(24歳/食品・飲料/専門職)

後輩が指摘したくなる誤りは、先輩の明らかな誤りのときかもしれません。特に言葉に関する間違いが多いようです。言葉は得意・不得意のあるものなので、誤りに気づいて違和感を持つ人と気づかない人がいるのです。明らかな誤りだとわかるのであれば、もうそのことは気にしない方がいいのかもしれませんね。

先輩に指摘をするということは、後輩にとって非常に勇気のいることです。誤りが微妙なことならほかの人に確かめる、明らかな誤りならスルーしておくくらいがちょうどよいのかもしれません。

(ファナティック)

※『マイナビウーマン』にて2015年6月にWebアンケート。有効回答数156件(22歳~34歳の働く女性)
※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年07月24日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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