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結婚が分かれ道!? 学生時代の女友だちと距離を感じる瞬間5選

森川ほしの/OFFICE-SANGA

学生時代の女友だちと距離を感じる瞬間青春時代を一緒に過ごした学生時代の女友だち。あんなに仲が良かったのに、大人になるにつれて疎遠になってしまったという人は多いのではないでしょうか。そこで今回は働く女性に、学生時代の女友だちと距離を感じる瞬間について聞いてみました。「いつまでも昔のまま……」とはいかない、そのワケとは?

環境が変わると話が合わない!

・「社会人になって数年したころ、共通の話題がなくなって話が合わなくなった」(28歳/ソフトウェア/技術職)
・「結婚、出産、離婚で話が合わなくなる。立場がちがうと考え方がちがうから」(33歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
・「社会人経験の有無とか、高卒か大卒かで話がかみ合わない」(30歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

久しぶりに会ったら、近況報告や思い出話で会話が弾みそうですが……。ちょこちょこ会うということになれば、共通の話題がないとキツイでしょう。仕事や恋愛、結婚、出産など、特に女性は自分を取り巻く環境が大きく変わる出来事が多いので、友人との距離を感じてしまう瞬間は男性より多いのかもしれません。

会えるタイミングが減った

・「結婚した子とは、遊ぶ時間が合わずに疎遠になっていった」(32歳/食品・飲料/事務系専門職)
・「就職して休みがバラバラになって、遊べなくなった」(27歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

既婚者と独身者では、自由に使える時間に大きな差があります。子どもがいればなおさら。その中で会う時間を作るのはなかなか難しく、気がつけば疎遠になっていた……という女性は多い様子。筆者にも、年賀状のやり取りだけを続けていて、もうずいぶん会っていない学生時代の友人がたくさんいます。

独身の友だちに感じてしまった距離

・「結婚して、独身の子に対する態度が少し変化した気がする」(29歳/医療・福祉/専門職)
・「結婚すると、話す内容に気を使うようになった」(31歳/自動車関連/事務系専門職)
・「私が先に結婚してから、誘われなくなった」(28歳/医療・福祉/専門職)

たしかに、既婚者の友だちを遊びに誘うのは、少し気が引けてしまうかも。「旦那さんに悪いかな?」「誘ったら迷惑かな?」なんて考えてしまいます。既婚女性側も独身の友だちと話すときは気を使ってしまうとのこと。いっそのこと、もう割り切って会わない方がいいということ!?

分かれ目はやはり出産?

・「赤ちゃんがいる友人は、どうしても子どもの話ばかりになるので、独身の自分にはわからない」(29歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「結婚して子どもができていって、取り残された気分」(26歳/その他)
・「子どもができた友だちとは、やはり疎遠になっていく」(31歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)

既婚女性でも、子どもがいなければ比較的自由に時間を使えるでしょう。しかし出産後は、子どもが生活の中心に。たとえ遊びに行ったとしても、頭の中は子どものことでいっぱいなのかもしれませんね。

経験が人を変える?

・「中学のとき仲良かったけど、社会人になってから連絡取りあっているうちに、気が合わないなと思うようになった子がいる。子どもっぽすぎて、一緒にいても話に深みが出ないし、おもしろくないなと思った」(27歳/小売店/販売職・サービス系)
・「私も既婚ですが、既婚子持ちが偉いと思っている友人とは会いたくない」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「友だちが、性格がどんどん悪くなり、人を見下すことが多くなったので自然に遊ばなくなった」(31歳/建設・土木/事務系専門職)

いくら仲のいい友だちでも他人は他人。考え方がちがう部分はあって当然です。ただ、その違いを受け入れられなくなったら、つき合っていくのは難しいですね。もしかしたら、こちらが「無理」と感じたときは、向こうも同じように感じているのかも。経験や環境によって考え方が変わるのは、お互いさまですから……。

進学、就職、結婚、出産など、女性にとっての大きな転機はたくさんあります。それでも変わらず「会いたい」と思える学生時代の女友だちがいるなら、それはとてもすてきなことです。そんな女友だちの顔が思い浮かんだ人は、せっかくですから連絡を取ってみてはいかがでしょうか?

(森川ほしの/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2015年6月にWebアンケート。有効回答数208件(22~34歳の働く女性)

※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年07月12日に公開されたものです

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を求め、フリーライターの道へ。マイナビウーマンで恋愛、マナー、話し方などに関するコラムを担当。

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