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男の本音! 結婚生活がうまくいくと思うのは「亭主関白」or「カカア天下」のどちら?

森川ほしの/OFFICE-SANGA

「女が強くなっている」と言われて久しい昨今。女性が男性と肩を並べて活躍するのは、もはや当たり前で、むしろ女性のほうが強いのでは……と感じる場面も多いですよね。それでは、結婚生活においてはどうでしょうか? 男性が強い「亭主関白」と女性が強い「カカア天下」では、どちらがうまくいく? 世の男性たちに、意見を聞いてみました。

Q.結婚したら「亭主関白」と「カカア天下」、どちらがうまくいくと思いますか?

 「亭主関白」……25.7%
 「カカア天下」……74.3%

結果は、「カカア天下」が全体の7割以上を占めて圧勝! 女性上位のほうが、何かとうまくいくと考えている男性は多いようですね。それでは、回答理由を詳しく見ていきましょう。

<やっぱり亭主関白!>

■結婚生活は男が引っ張るもの!
・「男性が引っ張るのがいい」(30歳/情報・IT/事務系専門職)
・「妻がついてきたほうが、丸く収まるから」(30歳/自動車関連/技術職)
・「女の人が権力を持つと、権利ばかりを主張するので」(37歳/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)

少数派ながら、「亭主関白」を良しとする男性も。「俺より先に寝てはいけない」「俺より後に起きてもいけない」なんて言ったら、現代の女性は怒りそうですけれど……。それでも、「黙って俺についてこい」と言ってくれる男性なら、女性も素直に亭主関白を受け入れられるかも?

■あくまでも理想の話です
・「自分が優位でありたい」(28歳/学校・教育関連/事務系専門職)
・「自分の理想だから」(33歳/金融・証券/事務系専門職)
・「自分が生活しやすいので」(31歳/金融・証券/専門職)

実際にどうなるのかは、お相手次第というところでしょうか。結婚生活はフタを開けてみるまでどうなるかわかりません。亭主関白を理想としている男性も、気がつけば尻に敷かれていた……なんてパターンも多かったりして。

<「カカア天下」のほうがうまくいくに決まってる!>

■女性が強いほうがうまくいく!
・「結婚生活では女性のほうが上だと思うので、男は黙って従うのがうまくいくと思う」(27歳/情報・IT/技術職)
・「女性の判断のほうが、正しい場合が多いから」(26歳/農林・水産/技術職)
・「女性が仕切っているくらいが、何ごともちょうどいいと思う」(32歳/小売店/事務系専門職)

「男は黙って従う」なんて、一昔前の男性が聞いたら驚きそう。それだけ、現代は女性が強くなっているということかもしれません。女性の判断を「正しい」と素直に受け入れてくれる男性が増えることは、女性にとってはよろこばしいことですね。

■カカア天下なら家庭円満
・「家庭では、男が黙っているほうが平和だと思う」(28歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「亭主関白だと、意外とお互いストレスになりそうなので」(33歳/小売店/販売職・サービス系)
・「女性の言うことを聞いていたほうが、ケンカは少なくなる」(38歳/通信/技術職)

とにかく家庭円満のためには、女性の機嫌を損ねないこと。そう思っている男性も多いようです。まったく不満を表に出さず、ジッと我慢し続けられるなら、それもいいかもしれません。ただ、女性は勘がいいですから、夫が不満を抱えていたら、すぐに見抜いてしまいそう……。その場合は、黙っていてもケンカになるかも?

■亭主関白なんて幻想?
・「関白宣言したところで、潰される」(28歳/小売店/販売職・サービス系)
・「尻に敷かれているぐらいがちょうどいい」(39歳/情報・IT/技術職)
・「職場の先輩などの家庭を見ていても、カカア天かのほうがうまくいっている」(32歳/学校・教育関連/専門職)

何やら、諦めのようなものを感じるコメントもチラホラ。筆者のまわりの既婚男性も、口をそろえて「亭主関白なんて、実際は不可能!」と言っていますね。結婚生活の理想と現実は大きく異なるなんてよく言いますが、亭主関白という理想も、結婚すると打ち砕かれてしまうものなのでしょうか?

実際には「男性に引っ張ってほしい」と思っている女性は多いことでしょう。しかし、結婚生活に関していえば、「俺について来い!」というタイプの男性は少ない様子。ちょっと寂しい気もしますが、これも時代の流れでしょうか? 女性が立派な「カカア」を目指したほうが、結婚生活はうまくいくのかもしれません。

(森川ほしの/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2015年6月にWebアンケート。有効回答数101件(22~39歳の社会人男性)

※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年07月11日に公開されたものです

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を求め、フリーライターの道へ。マイナビウーマンで恋愛、マナー、話し方などに関するコラムを担当。

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