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世界で一番人材不足を感じる国はニッポン! 第10回人材不足に関する年次調査

人材不足を感じている企業の割合の国別比較

マンパワーグループは、“10th Annual TALENT SHORTAGE SURVEY?の日本語版、「第10回人材不足に関する年次調査」を発表した。

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“10th Annual TALENT SHORTAGE SURVEY?は、日本を含む世界42カ国・地域での採用担当者を対象に実施した調査。10回目を迎える今回は、世界42カ国の採用担当者41,700人以上を対象に、組織の人材不足感、人材確保が困難な職種およびその理由を質問した。

その結果、2015年に人材不足を感じている企業の数は、過去7年間で最高の38%に達した。国別には、アイルランドが11%にとどまったのに対し、日本は83%と続くペルーの68%を大幅に上回り、世界で最も人材不足を感じている国となった。

世界の企業が一番人材不足を感じている職種は過去3年と同じく熟練工だった。しかし2位は2014年4位だった営業/販売職となっている。日本では、景気回復による新たな製造投資や新店舗の展開、マイナンバー制度導入によるシステム改修の影響により、1位エンジニア、2位営業/販売職、3位ITスタッフという結果となった。

材不足が顧客ニーズ対応力に影響すると答えた企業の割合は、2014年(54%)と同水準であり、世界的に人材不足への対策にあまり変化がないことが裏付けられた。

(エボル)

※この記事は2015年06月22日に公開されたものです

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