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水着シーズン目前! ダイエット成功の近道は“みそ”にあった!?

鈴木亮介/OFFICE-SANGA

伊達友美

暑い夏はもうすぐそこ。本格的な水着シーズン到来の前に、日々ダイエットにはげむ女性も少なくないはず。でも、食事制限や運動などはなかなか続かない……と挫折した経験を持つ人もいるのでは? そんな「ダイエットが続かない」女性にオススメしたいのが、身近な食材「みそ」。実は、毎日積極的にみそをとることで、ダイエット効果が期待できるんだとか。そこで、みそがダイエットにいい理由について、管理栄養士の伊達友美先生に伺いました。

■みその原料「大豆」には、コレステロールの吸収を抑える成分が!

まず、伊達先生によると、大豆に含まれている「大豆サポニン」が、腸の表面を整えて、コレステロールの吸収を抑えたり、分解を促す役割を果たしてくれることから、肥満の抑制にいいとのこと。

「また、大豆には脂質の代謝を整え、脂肪肝を防ぎ、細胞膜の材料にもなる『コリン』も多く含まれています。大豆の持つ『植物コレステロール』も、コレステロールの吸収を抑えることに役立ちます」(伊達先生)

ほかにも「大豆イソフラボン」、「ギャバ」(γ-アミノ酪酸)など、肥満の抑制に効果的な成分が、みその原材料である大豆には豊富に含まれているそう。

ただし、伊達先生によれば、ただ口に入れればいいというものではなく、「腸から吸収されて、それぞれの細胞に届くかどうかが肝心」なのだそう。そこで、効果的に摂取するのにピッタリなのが、発酵食品である「みそ」。

「大豆を発酵させることで、大豆が本来持つ、ダイエットに効果的な成分がより消化吸収されやすくなるのです」(伊達先生)

さらに、むくみによる体重増加、体型変化は女性の大敵ですが、これに効くのが「カリウム」。大豆には「カリウム」が多く含まれており、むくみ解消や筋肉のエネルギー代謝に効果を発揮。また、温かい「みそ汁」を飲むことは、便秘解消にもつながるそうです。

■塩分のとりすぎにはならないの?

ところで気になるのは、みそに含まれる塩分。みそというとしょっぱいイメージがありますが、大丈夫なのでしょうか。

「みそでとる塩分は、塩などでとる場合ほど血圧が上がらないことがわかっています。また、みそ汁にはカリウムも豊富なので、余分なナトリウムの排泄を促してくれます。しょっぱくても血圧が上がらないし、塩分のとりすぎになりません。みなさん、おみそ汁のしょっぱさを怖がりすぎです!」と伊達先生。

「1杯のみそ汁に含まれる塩分は、1~1.5g程度。成人が1日に摂取すべき塩分量の目安が6.5グラムですから、仮に、1日3杯みそ汁を飲んだとしても目安の約半分。それ以外の調味料のとり過ぎに気をつければ、塩分のとりすぎにはなりません」(伊達先生)

きちんと全体のバランスを考えて摂取すれば、塩分のとりすぎ、というのは避けられそうですね。

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(鈴木亮介/OFFICE-SANGA)

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