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料金が節約できると話題の「格安スマホ」ってどう? 使ってみたいスマホユーザーの声は…

so-netは、格安スマホ(MVNO)について興味のあるスマートフォンユーザーの、格安スマホへの求める声を集めて同社ホームページにて発表している。

格安スマホ(MVNO)とは「仮想移動体通信事業者」のことで、これに対してドコモやソフトバンクなどの携帯電話会社はMNO「移動体回線網を保有する事業者」(キャリア)となる。MVNOは、MNOのもっている通信網を借りてユーザーに貸し出す業者で主にインターネット回線を提供しているプロバイダが多い。

使える端末については、「バリエーションの増加」「高スペック」「国内メーカー製品」を望む声が寄せられている。これまでは海外製のシンプルな端末が主流だったが、昨年末にシャープが「AQUOS SH-M01」を発売、その後も京セラ、ソニーモバイルが国産端末を発売している。

これまでは海外製端末が多かったこともあり、操作性の問題で「操作が簡単であってほしい」や、「安くても外見はカッコいいものや、ファッション性の高いものが欲しい」という声が聞かれたが、国産が増えたことにより操作環境も充実してきたようで、ヴィジュアル面にも進化が見られるようになった。また、ウェアラブル端末を期待する声もあるようだ。

気になる機能・料金については、「多機能は求めないので、その分安く」「家族向け割引制度が欲しい」という声が上がっている。

キャリアの月額通信料は各社とも通信容量(1か月あたり)2GBが3,500円、5GBは5,000円だが、MVNOは、通信容量1~3GBが月額1,000円前後、5GBは1,500円前後のところが多いようだ。

大手のキャリアが提供する「家族割引」についても、実際のかかる料金は5500円以上で、So-netの「LTE SIM+Xperiaセット」は月額3,888円、他のMVNOも3,500円から4,500円程度だという。

その他に、子どもに持たせる場合の有害サイト規制を望む声もあるが、こちらについては現状市販のフィルタリングアプリを利用すればよい。

主に使うのはメールや、LINEのちょっとした通信だけというスマホのユーザーで、キャリアのパケット定額料金を安くしたいユーザーは参考にしては。

●調査結果の詳細
http://lte.so-net.ne.jp/mvnolab/articles/201506_105/

※この記事は2015年06月16日に公開されたものです

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