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レモンの28倍!? 実は「ビタミンC」含有量が圧倒的に多い野菜・果物は「カムカム」だった!

 

美容を意識したとき、「積極的に『ビタミンC』を摂取している!」という女子も多いのでは? しかも、ビタミンC=レモンというイメージから、レモンにちなんだ食品を摂るようにしている……という人もいるはず。でも、そんな常識が覆るような情報を編集部でキャッチしました!

トレンド情報ポータルサイト「トレンド総研」の「消費者の食品・飲料の購入動向」に関するレポートによると、20~50代の男女500名のうち71%は、「『成分』の種類や量がきっかけで食品・飲料を購入した経験」が「ある」と回答。特に女性の回答者の場合、「(食事の)栄養バランスが偏っているとき」(36%)、「肌の調子がすぐれないとき」(19%)と美容面を気にした理由を挙げる人も。

購入したくなる成分1位は「ビタミンC」

購入したくなる成分1位は「ビタミンC」

また、どんな「成分」だと購入したくなるのかという質問には「ビタミンC」(62%)がもっとも多い結果に! そして、「ビタミンC」が含まれているイメージがある野菜・果物については、95%もの人が「レモン」と回答しました。しかし、実際に「レモン」(生)に含まれている「ビタミンC」は、100gあたりわずか100mg。「パセリ」(生・120mg)や「ブロッコリー」(生・120mg)のほうが多く、実は一番「ビタミンC」の含有量が多い野菜・果物というのは、「カムカム」(生)なんです!

ちなみに「カムカム」は、アサイーなどとともに「スーパーフルーツ」として日本でも徐々に知られてきているペルーのアマゾン河流域原産のフトモモ科に属する植物。抗酸化作用のある「カムカム」特有のポリフェノールやメラニンの生成を抑制する成分などが含まれており、特に果実には「レモン」の28倍である2,800mgもの「ビタミンC」が!

果物・野菜のビタミンC含有量一覧

果物・野菜のビタミンC含有量一覧

管理栄養士の浅野まみこさんによると、「ビタミンC」は、体内の活性酸素を除去する抗酸化作用や鉄の吸収をサポートするなど、女性の美容面にうれしい働きがあるのだとか。ほかにも、粘膜を保護したり、クエン酸回路に働きかけることで疲労回復につながることも! ただし、ストレスなどによっても消費されやすい成分なので、普段の栄養バランスが気になる人は意識的に野菜や果物などから摂取するよう心がけたほうがいいとのこと。

「レモン」よりも「カムカム」のほうが圧倒的に含有量が多かったり、美容面で注目していても、きちんと効果を理解していなかったり、「ビタミンC」について知らなかったことも多かったのでは? 「ビタミンC」についての知識をさらに深めて、美容生活により磨きをかけてみてください!

●「消費者の食品・飲料の購入動向」に関するレポート
http://www.trendsoken.com/report/food/1716/

(戸川光里)

※この記事は2015年06月08日に公開されたものです

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