社会人男性に聞いた! 新人に覚えてほしい会社の飲み会のマナー5つ
社会人になると仕事のほかにも、電話マナーやメールマナーなど覚えなければならないことがたくさんあります。その中の一つに避けて通れない飲み会のマナーもありますよね。業務時間外だからと言って、ただ楽しく飲んでいればいいのではありません。新人には飲みの席でもやるべきことが多くあります。社会人男性に具体的に教えてもらいました。
■座る場所
・「上座と下座を意識してほしい」(23歳/小売店/販売職・サービス系)
・「席次。もめるので」(31歳/商社・卸/営業職)
意外と多いのが上座と下座をまったく理解していない新人さん。早めに来ているのはいいけれどなぜか上座に鎮座している……なんてことも。下座に座るのは基本中の基本のほか、できるだけ動きやすく注文しやすい場所に座るのがマナー。
■お酌する
・「上司にお酒をついだり、注文をしたりすること」(28歳/食品・飲料/営業職)
・「酒があいたらすぐ上司に何がいいか尋ね店員に頼む」(24歳/食品・飲料/営業職)
・「新人が率先して上司のお酌する」(30歳/農林・水産/技術職)
誰かに言われたりしなくても常に上司のお酒の減り具合には目を光らせておきたいもの。お偉いさんにも早く顔を覚えてもらえるように率先してお酌しましょう。間違っても隣にいるのに手酌をさせたなんてことがないように。
■コミュニケーションをとる
・「上司や同僚にお酌をしたり、自分から積極的に話しかける」(30歳/情報・IT/技術職)
・「先輩を立てて、ほどほどに盛り上げること」(33歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
・「ちゃんと話してほしい」(32歳/金融・証券/専門職)
参加することはもちろん大切ですが、新人同士がかたまって話をしているような状況はいただけません。先輩や上司に自分を知ってもらうことは仕事を円滑に進めていく上でも大切になってくるはずなので、積極的にアピールしましょう。
■泥酔厳禁
・「自分の許容量を早く知ってほしい」(32歳/機械・精密機器/技術職)
・「無理してたくさん飲まなくていい」(38歳/人材派遣・人材紹介/技術職)
・「飲み過ぎないこと」(28歳/小売店/販売職・サービス系)
この場を盛り上げなければと飲みすぎるのは、結局誰かに迷惑をかけることになるのでNGです。無理はいけません。自分のお酒の許容量をきちんと把握して飲みすぎないように。
■最低限これだけは
・「無礼講は無礼講にあらず」(30歳/医療・福祉/専門職)
・「最初は飲まなくてもビール」(32歳/農林・水産/販売職・サービス系)
・「上司が来る前に料理に手をつけるな」(35歳/小売店/販売職・サービス系)
「よし! 今日は無礼講だ!」などとよく聞きますが、あれは無礼講ではないというのが先輩たちの経験から成る貴重な意見。また真っ先に食事にがっついたり、飲めなくても最初はビールで乾杯がルールなので覚えておきましょう。
正直会社の飲み会というのは煩わしいと思うことも多いはず。でも普段の仕事では気さくに話すことができないお偉いさんや先輩達とコミュニケーションを取るチャンスとも言えます。得るものも少なくないはずですので、新人のうちは積極的に参加するといいかもしれませんよ。
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません
※マイナビウーマン調べ(2015年2月にWebアンケート。有効回答数102件。22歳~39歳の社会人男性)
※この記事は2015年06月04日に公開されたものです