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感謝の声多数! 働く女性が思う親への5つの思い

親子の時間子どものころはなにかと口うるさいと感じたお父さん、お母さんですが、いざ自分が働くようになって「毎日仕事するってすごい」「育ててくれたことに感謝」などの気持ちが芽生えた人も多いのではないでしょうか。今回、「働くようになってから、親との関係は変わりましたか?」という質問に「変化なし」と答えたのは210人中92人。半数以上の女性が、「親との関係が変わった」と感じていることがわかりました。距離が近くなった、遠くなった、自分自身の意識が変わった……など、自分もそうかも! と思える声がたくさん寄せられました。

働く苦労やお金のありがたさを実感

・「親が定年を迎えたときに、ずっと働くってすごいと思った」(31歳/その他/事務系専門職)

・「お金を稼ぐようになって、親のありがたみを痛感。感謝の気持ちを忘れないようにしている」(26歳/医療・福祉/その他)

・「疲れていても夕食をつくって家事をしてくれる母を見ていると、家族のためにすごいな、ありがとう、と自然に感じるようになった」(32歳/自動車関連/事務系専門職)

・「働き続けることの大変さを実感したことで、30年以上働き続けて家族を支えてくれた父親への尊敬と感謝を、より深く感じるようになった」(31歳/小売店/秘書・アシスタント職)

・「働き始めて親の偉大さを実感し、感謝の気持ちを込めて外食でごちそうしている。同じ大人として、少し近づいて接している気分」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)

自分が働き始めると、今までは当たり前だと思っていた“ずっと働く”“家族を養う”ということが、具体的な重みをもって感じられるようになりますよね。「感謝するようになった」「大変さがわかった」という声が最も多く寄せられました。感謝の気持ちを「ごちそうする」「プレゼントを贈る」などで示している人も多いようです。

同じ働く人として、親との距離が縮まった

・「親も同じように人間関係で悩むことを知り、身近になった」(32歳/食品・飲料/販売職・サービス系)

・「苦労を話せるようになった」(26歳/情報・IT/事務系専門職)

・「同じ目線で会話できるようになってきた」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

働く苦労を共有できるようになって、愚痴を言ったり、仕事のアドバイスをもらったりと会話の幅が広がりますね。

「子ども」がきっかけになることも

・「子どもを産んでから、親の大変さがわかった。共働きなので、ちょくちょく助けてもらっている」(33歳/金融・証券/販売職・サービス系)

働き始めてからよりも、子どもが生まれてから親の偉大さを実感したという人も。自分が親になってはじめて、その大変さがわかるのですね。

自分自身の意識が変わった人も

・「だんだん親の言うことがわかってきて、ぶつからなくなってきた」(32歳/生保・損保/事務系専門職)

・「親の気持ちがわかるようになったが、親とはいえ適度な距離は大事であることなどを感じるようになった」(31歳/学校・教育関連/技術職)

・「もっと親孝行しようと思うようになったが、自立するようになり距離は遠くなった」(22歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

親を頼らなくなってきた結果、距離は遠くなったと感じている人もいます。ただ、それは大人として接することができるようになったということかもしれませんね。

親子関係の苦労はなくなるわけではない

・「大人になってもいろんなことを根ほり葉ほり聞いてきて、正直たいへん」(30歳/建設・土木/事務系専門職)

・「親世代の考える“働く女性”の仕事内容が、今とちがいすぎて理解してもらえない」(32歳/その他/事務系専門職)

親はいつまでたっても親ですから、つい「子ども」のように接してしまうのかもしれません。理想の親子関係はすぐに作れるわけではなさそうです。

自分が働いて給料を手にしたときに、親はこの苦労に加えて、家族を養い自分を育ててくれたんだと改めて実感する人が多いようです。今回のアンケートでは「親孝行をしようと思った矢先に亡くなったので、後悔のみが残っている」という声もありました。面と向かってお礼を言うのは照れくさくても、ちょっと会話したり、家事を手伝ったりと、自分から行動で示せるといいかもしれませんね。

(まさおかりく)

※画像は本文と関係ありません

※『マイナビウーマン』にて2015年4~5月にWebアンケート。有効回答数210件(22歳~34歳の働く女性)

※この記事は2015年05月19日に公開されたものです

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