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「ひざまずき」が通じない!? 沖縄から上京してきて驚いた言葉の違いは?

本の最西端に位置する沖縄県。独自の文化で生まれ育った沖縄県民たちは、東京に出てきたときにさまざまなカルチャーショックを受けるんだとか。というわけで、沖縄から上京してきた方に、東京に来て驚いたことを聞いてみました!

●“ひざまずき”が通じなくて一悶着

「ある日の社内での出来事です。『ひざまずきって疲れるよね』と言ったら同僚から『ひざまずくことそんなにある!?』と不思議な顔をされました。そのとき初めて、正座のことを“ひざまずき”と言うのは沖縄だけということを知ったんです! そうとは知らず、外国人の友達にも正座のことを日本語ではひざまずきと呼ぶと教えてしまいました(笑)」(女性/26歳/広告)

ほかにも沖縄では上着もズボンも「つける」というため、上京したての頃は「着る」「履く」の区別に戸惑ったんだとか。

●沖縄の妖怪といえばキジムナー! だけど東京では丸っこい生物になってる!

「『ゲゲゲの鬼太郎』の話をしていたとき、友達が「キジムナーってかわいいよね」というので、「どこが?」と思いました。どうやら、水木しげるの描くキジムナーは丸っこいヒヨコみたいな絵柄らしく、東京の人はそれをキジムナーだと思ってるみたいです。でも、沖縄で伝わるキジムナーは赤毛の木の妖精で、怖いというイメージ。思いがけないところでカルチャーショックを受けました」(女性/25歳/飲食店)

そもそもキジムナーって沖縄県に伝わる妖精だってことを知りませんでした!

●沖縄にはさとうきび畑しかない!?

「沖縄は一面さとうきび畑が広がっていると思っている人が多くてびっくり。ドラマや映画の影響が強いみたいだけど、そんなわけないから!」(男性/27歳/IT)

外国人が日本にはいまだに忍者や侍がいると思っているのと同じ感じでしょうね。

●面白い苗字を聞いてくる

「沖縄=変わった苗字というイメージから、やたらと面白い苗字を聞いてくる人がいます。だけど沖縄ではむしろ、佐藤とか鈴木のほうが珍しくて『リアル苗字』と言われてからかわれてました」(男性/23歳/医療関係)

同じく日本人に多い苗字の「中村」も、沖縄では「仲村」のほうが多いんだそうです。

●東京で沖縄出身の人に会うと高確率で共通の知り合いがいる!

「東京で沖縄県出身の人に会うと、「◯◯高校の◯◯先輩知ってる!」みたいに、高確率で共通の知り合いがいます。故郷の話で盛り上がって、実家に帰りたくなります」(女性/25歳/アパレル)

沖縄の血が引き寄せ合うのでしょうか?

いかがでしたか? 沖縄出身の皆さんはきっと「あるある!」と呟いたことでしょう。ほかにも『沖縄あるある』を知っているという方がいれば、編集部までご一報を!

(北条マサ子/清談社)

※この記事は2014年04月24日に公開されたものです

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