職場や取引先で「ありえない!」と思った電話応対「『少々お待ちください』と言われたまま10分以上も待たされた」「会社名を名乗らない」
取引先への連絡、営業活動など社会人になってから電話応対が意外と難しいんだなと感じた人も多いはず。相手の状況や表情などが見えない分、慎重にならなければいけないのが電話でのマナー。今回はビジネスでの電話応対がなってない!と思ったことについて調査をしてみました!
■すぐに出ない
・「スリーコール以内に電話に出ない」(31歳/商社・卸/営業職)
・「4、5回電話がなってから応答しているのに、お待たせしましたを言わない」(31歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)
なるべくスリーコール以内に出ましょうというのが電話応対での基本ルールです。相手が不快な思いをしないように「お待たせ致しました」を忘れずに。
■まわりへの配慮がない
・「打ち合わせ中に大きな声で電話に出る」(28歳/学校・教育関連/事務系専門職)
・「来客中なのに、『○○って人から電話です~』と、なっていない対応の取引先新人」(35歳/小売店/販売職・サービス系)
話している内容が筒抜けなくらいの大きな声での会話や、社外の人がいるかもしれない場所での会話や取り次ぎなど他人に迷惑がかかる場合があります。常にまわりへの配慮を。
■声が小さい
・「声が小さくて聞き取れない。自信なさげだった」(26歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
・「電話口でボソボソと話していました。緊張するのはわかるけど、それでは聞き取りづらい……」(24歳/機械・精密機器/技術職)
せっかく感じのいい応対をしても声が小さすぎたりボソボソ話していてはもったいないですよね。聞き取りづらいのは相手にも失礼ですから、自信を持って話しましょう。
■電話口で待たせるときの配慮がない
・「電話を取り次ぐときに、お待ちくださいのひとこともなく、いきなり代わる」(33歳/機械・精密機器/技術職)
・「『少々お待ちください』と言われたまま10分以上も待たされた」(32歳/機械・精密機器/技術職)
相手の状況が見えない分待たされると不安になりますし、少しの時間でも長い時間が経ったような気持ちになります。保留が長くなりそうなときは特に折り返しの電話を心掛けましょうね。
■会社名や名前を言わない
・「電話を取り次いだのに名前を言わない」(31歳/自動車関連/技術職)
・「会社名を名乗らない」(33歳/運輸・倉庫/営業職)
・「ちゃんと自分の名前などの挨拶ができていない」(33歳/学校・教育関連/専門職)
電話応対で一番悩ましく、一番多いのが会社名や名前を名乗らない人たち。急いでいるなどいろいろ事情がある場合もありますが、困るだけでなくかえって時間もかかりますので、きちんと名乗ってもらえるように落ち着いて応対しましょう。
電話での対応は社外だけでなく社内のものもあるかと思いますが、それぞれ会社の顔・部署の顔という意識を持って対応することが大切ではないでしょうか。たとえ表情や態度が見えなくても、常に笑顔を忘れずに!
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません
※マイナビウーマン調べ(2015年2月にWebアンケート。有効回答数105件。22歳~39歳の社会人男性)
※この記事は2015年04月20日に公開されたものです