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性格・習慣・容姿……結婚相手に「妥協できる」ところとは?

「結婚は妥協」とはよく言うもので、配偶者に対して何ひとつの小さな不満さえない、という夫婦はおそらく少数派でしょう。とはいえ、自分を棚にあげて“完璧なパートナー”を求めるのは非現実的ですよね。時々はイライラすることがあっても、それを「許せる」「妥協できる」と思えるならばOKなはず。そこでマイナビウエディング編集部では、既婚男女に取材を実施。結婚相手の特徴や行動について、「ちょっと嫌だけど、妥協できる」と感じている点とその理由について、意見を集めてみました!

 妥協できると思う点は? 「まあいいか」と思える理由は?

【性格・習慣】
・ 共働きにもかかわらず家事も一切してくれないし、かなり気分屋の旦那。一緒に暮らしていると、振り回されたりしてうんざりする瞬間はあります。でも「男の人はみんなこんなものだろう」と思って気にしないようにしているのと、あとは夫の顔がタイプなので、ケンカした翌朝でも、顔を見ると「まあいっか」と思えることが多いですね(笑)。(事務/女性)

・ 嫁は気が強くて、弁も立つので、時々激しいケンカになるとかなり疲れます。でもその分、家も子育てもきっちり仕切ってくれているので、なんだかんだ頼っている部分も大きく。結局、性格は一長一短なので、いいところを見て合わせていくことが大事ではないかと思います。(営業/男性)

・ 夫の優柔不断さに時々イラっとします。でも以前、自分の母親に「あなたの激しい性格を受け止めてくれる(旦那のような)人はそうはいないよ」と諭された言葉を思い出して、心を落ち着けています。「まあ自分にも欠点はあるし」と考えて、謙虚になるといいますか……。(法務/女性)

・ 嫁があまり片付けや掃除をしようとしない点は気になりますが、何度言っても結局直らないので諦めています。自分が掃除好きなので、「まあ、得意なほうがやればいいか」という境地になっています。(設計/男性)

【容姿】
・ 妥協しているのは、ズバリ見た目です(笑)。旦那は、小太りであまりタイプではないのですが、歴代彼氏のなかで最高の男性。仕事はバリバリこなすし、子煩悩で、私をすごく大事にしてくれる最高の旦那です。(営業/女性)。

・ 妻はあまり好みのタイプではなかったのですが、自分と価値観がこんなに近い女性に会ったことがなかったので、迷いなく結婚しました。かわいい女の子を遠くから見るのは今でも好きですが(笑)、結婚生活にはとても満足しています。(SE/男性)

【収入・給料】
・ 収入面です。旦那は自営業でボーナスもないので、正社員の私は「絶対に仕事を辞められない」と思うと辛いな~と思う瞬間はあります。でもそれは最初からわかっていたし、「私を一番好きでいてくれる人」という決め手で選んだので、なんだかんだ言って幸せです(出版/女性)。

・ 給料が減ったこと。結婚前は契約社員だった夫に、頑張って正社員になってもらいましたが、その後また別の会社に転職して、契約社員に出戻ってしまいました。でも家事はやってくれるし、彼以上に気の合う人はいないとわかっているので、「ま、なんとか家計が回っているからいいか!」と気楽に考えています。(IT/女性)

【家族・環境など】
・ 義理の家族と、とにかく気が合わないこと。会うたびうんざりしますが、年に数回と言い聞かせて我慢しています。夫のことは大好きなので、我慢できます。(不動産/女性)

・ 住む場所はちょっと妥協しました。彼女が地元に転職してしまい、でも僕は諦めきれずに追いかけていって、その地で就職し直しました。その土地に慣れるまではストレスもありましたが、「この人と一緒にいたいから仕方ない!」と納得していました。(公務員/男性)

(まとめ)
性格、容姿、収入、そして環境まで、さまざまな意見が並びました。特に性格や習慣などは、結婚生活に大きく影響してくる部分ですが、何十年もそれで生きてきていることを考えれば、なかなか直すのは難しいですよね。パートナーのみなさんも、うまく自分なりの妥協案や納得法を見出しているのだなあと感心しました。

「結婚前は両目を開けて、結婚したら片目をつむれ」なんて教訓もありますが、たしかに結婚してしまった後で不満ばかり漏らしていても、家庭の雰囲気が悪くなり、結婚そのものが危うくなってしまうだけ。せっかく望んで飛び込んだ結婚生活、できる限りは「まあいいか」と大らかにお互いを許容しあっていきたいものですね。

みなさんは、結婚生活のなかで「妥協した(している)」と思う事がありますか? それを受け入れられた(いる)理由はどんなところにあると思いますか?

(文/外山ゆひら)

※この記事は2015年04月16日に公開されたものです

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