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結局、「良妻賢母」ってどんな人だと思う? 「夫を疑わない」「夫の影を踏まず」

森川ほしの/OFFICE-SANGA

良妻賢母男性にとっての理想的な結婚相手を、「良妻賢母」と表現することは多いもの。この「良妻賢母」とは、一体どんな女性のことを指すのでしょうか? 「夫にとっては良き妻、子どもに対しては賢い母」ということはわかりますが、具体的には? そこで、働く女性たちが考える「良妻賢母」像を聞いてみました。

結婚のイメージを漢字一文字で表すとしたら?1位「幸」

穏やかで、前に出ない妻

・「いつも穏やかに家事や子育てをそつなくこなす女性だと思います。祖父母の世代には多かったようなイメージです。いまの世の中には少なく思います」(28歳/アパレル・繊維/事務系専門職)

・「一歩下がっている状態」(23歳/自動車関連/事務系専門職)

「夫の影を踏まず」ですね。

やはり、家を守ってこそ?

・「家計の管理と子育てをしっかりこなしている」(32歳/医療・福祉/専門職)

・「料理上手で、子どものためにおいしいご飯をつくってくれるお母さん」(32歳/生保・損保/営業職)

良妻賢母といえば、「家庭を守る」というイメージが強いようです。

現代版「良妻賢母」

・「仕事も家事も子育ても、両立できている人」(28歳/医療・福祉/技術職)

・「仕事も家庭も育児もこなせている人だと思う 家計を支えるために働いて、子どもにもよくして、旦那にも笑顔をふりまける人」(33歳/医療・福祉/専門職)

・「尽くしつつも、自分の時間も大事にする、バランスの取れた女性」(28歳/運輸・倉庫/経営・コンサルタント系)

なかには、家のことだけではダメというご意見も。自分の時間や仕事も大切にしてこそ、現代の良妻賢母になれる!?

なにもかも完璧!

・「家事が万能で、いつも穏やかで優しくて、夫を立てて、子どもに愛情たっぷりだけどしっかりと躾けるような、できた奥様」(30歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)

・「お料理が上手、しつけも上手、近所づきあいもできている」(31歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)

たしかに、これなら夫や子どもはさぞ快適なことでしょう。

家族のために……

・「自分を犠牲にして、家族のために働く人」(32歳/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)

・「自分より家族を優先できる人」(29歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

自分のことは二の次。それが徹底できてはじめて、良妻賢母といえるのかもしれませんね。

性格的にはこんな人!

・「おしとやかで、やさしい人」(31歳/食品・飲料/事務系専門職)

・「毎日明るい人」(25歳/金融・証券/事務系専門職)

・「いつも笑顔で家庭にいられる人。それはすごく大変なことだと思うから」(29歳/生保・損保/営業職)

毎日おだやかに、明るく過ごす……。これって意外と難しいことですよね。

良妻賢母といえばこの人

・「愛情を注ぎ続けることができる人。母親を見ていて、そう思う」(29歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)

・「梨園の妻って、なんかそんなイメージ。妻として夫を立てて、次の歌舞伎界の子どもを育てて……って」(29歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

・「サザエさんのフネさん」(25歳/運輸・倉庫/営業職)

フネさんはおばあちゃんのイメージがありますが、実はまだカツオやワカメは小学生。子育ての真っ最中なんですよね。

良妻賢母には強さも必要

・「心も体も健康的で、心の広い人」(30歳/建設・土木/事務系専門職)

・「夫が辛いときに支えることができる、強さもある女性」(32歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)

心の健康を保つためには、体も健康でなくてはなりません。良妻賢母を目指すなら、健康管理もしっかりと!

もしかして……

・「旦那に尽くし、文句も言わず、感謝を忘れず、家事育児完璧」(30歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)

・「口答えをせずに、家のことを一生懸命やって、夫を疑わない」(28歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)

良妻賢母というのは、「男性にとって都合のよい妻」のこと?

みなさんは、良妻賢母の素質がありそうでしょうか? 「ひたすら尽くす」イメージの強い言葉ですが、今回のアンケートでは「自分の時間」や「仕事」というワードを含んだ回答も見られました。良妻賢母の条件は、時代とともに変化していくものなのかもしれません。

(森川ほしの/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2015年2月にWebアンケート。有効回答数243件(22~34歳の働く女性)

※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年04月13日に公開されたものです

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を求め、フリーライターの道へ。マイナビウーマンで恋愛、マナー、話し方などに関するコラムを担当。

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