日本猫はキジや三毛などの特有の毛色、短くて太いしっぽ、丸い耳など、独自の特徴を持ちます。第二次世界大戦ごろまでは、国内のほとんどの猫が純血の日本猫だったようです。しかし戦後にさまざまな洋猫が日本に持ち込まれ、爆発的にミックス猫が増加。原因は猫の放し飼いが常識だったことと、「種の保存」の意識が低かったことだそう。そうして純粋な日本猫は激減してしまいました。「和猫」とは、純血ではないけれど、日本猫の特徴を持った猫を指しています。
(山下まちか/OFFICE-SANGA)
※画像と本文は関係ありません。
※この記事は2015年03月11日に公開されたものです
山下まちか/OFFICE-SANGA
一日に数回は「猫になりたい」とつぶやく猫好きライター。取材先で飼われている犬くん、道端で会う野良猫ちゃんにもなつかれてしまう謎のオーラを隠し持つ。マイナビウーマンではペットに関するコラムを執筆中。