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【当たる占いレポート】近未来から、応援してくれる故人の存在まで教えてくれる観相術師・天道春樹

松本玲子

観相術師・天道春樹さん

運気を上げるには、先祖供養を怠らず、周囲への感謝の気持ちを忘れないことが大切だといわれる。しかし、日々のあれこれに追われるうち、仏壇に手を合わせる時間を持つことを億劫に感じたり、誰かのやさしさを素直に受け付けられなくなったりすることもあるものだ。

「そうなると運気にも影響が及びはじめて、仕事でも思うような成果が出せないなんてこともあるんです」。そう語るのは、16歳で運命学に出合って以来、研鑽を積み、67歳の今なお、人相術の大家として君臨し続ける天道春樹さん。

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天道さんの鑑定は一風変わっている。鑑定をお願いして、向かい合った席に腰を下ろすや、「前髪をあげて」と一言。

言われるままに額を見せると、「あなたフリーランスで仕事してるといっても、この記事が載る媒体以外にも書いてるでしょ? 何社かから仕事を請けてるけど、レギュラーで書いてる先は4社だね」。

えっ? 額の何をみてその数字を出したんですか? という心の声を曝け出したところ、「額に白い縦線が4本はっきり入ってるじゃない。これが薄くなったり途切れたりすると、相手先との縁が切れるんだよ」と鏡を渡されるも、どうにも私の眼球ではそんなものは写し取れない。なんとも不思議な眼力である。

さらに、ごっついルーペ越しに私の顔の端から端までを丹念に見渡しながら鑑定を進め、目が合ったかと思いきや、「あんたの目は男をはねつけてるけど、あんた、遊女顔だからもっとデートして男の“気”を楽しんだほうがいい。それによって色気が増すんだし、もっと遊ばないと枯れちゃうよ。あ、でも溺れるのはダメね。でもあんたは溺れることはなさそうだから大丈夫だ」とすごいところを突いてくる。

それにしても「遊ばないと枯れる」とは! すぐにでも誰かを誘ってみたほうがよいのか? 頭の中で、ごはんにつきあってくれそうな人の検索をかけはじめるや、今度は「デート線が出てる。近々誘われる」との予言。続けて「あんた893に好かれる顔だから気をつけて」。

ものすごい速さで鑑定が進んでいくので、はっきりいって取材のためのメモを取る暇もない。

さらには、「今、あんたのお父さんの顔が浮かんできたよ」というや、言葉でその姿の描写が始まる。どういうわけだか、私の額の上に重なるようにして、恰幅から顔付きまで分かるくらいはっきりと浮かんでくるのだとか。

「身内だけじゃないよ。相談者となんらかの関係がある人とか、相談者になにか言いたいことがある人の顔はたいがい浮かんでくるんだよ」。

例えば恋愛相手や仕事仲間、はたまた敵対関係にある相手にいたるまでが見えてくるというのだからなんとも不思議だ。

さらに驚くことに、自分の味方になってくれている故人までも分かるという。私の場合、「17日、23日頃が命日の身内が、力を貸してくれているね」と祖母らの命日を言い当ててきたので、その数字はどうやって読み取ったのかと尋ねると、「額の生え際にしるしが出ている」との答え(※一カ月の日数は28、30、31の3パターンあるため、日にちは断定でなく「頃」)

もう一度言うが、鏡を渡されても私にはさっぱり見えやしないしかし天道さんいわく、「霊感とかじゃないんだよ。顔にはっきり出てることを伝えてるだけなんだから」。

では、よくない未来がみえていた場合はどうすればいいんですか? と尋ねたところ、「それはやっぱり、日頃から、祖霊を心から供養することだよね。よく、孤独で寂しいとか言う人いるけど、先祖を大事にしてる人はいつだって寂しくなんかないんだよ。だって自分のそばに山ほど人がいるってことなんだから」と身振り手振りで霊魂の存在を示す天道さん。

鑑定からの帰り道にはきっと誰もが、「今日うちに着いたら久しぶりに仏壇にお線香でもあげよう」という気持ちになれるはず。

天道さんの詳しい鑑定スケジュールは[HP]( http://wwwe.pikara.ne.jp/tendou-haruki/index.html)から。東京にも月一ペースで出張鑑定に出向いているので、興味がある人はご来店を。

(松本玲子)

※この記事は2015年03月08日に公開されたものです

松本玲子

各種雑誌、書籍、web媒体で編集者・ライターとして活動する傍ら、TVCMナレーションやCMソング歌唱、音楽制作なども手掛けている。また、プログレッシブ・ロックバンドswaragaのボーカルとしても活動中。

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