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シャワーだけでは子宮が冷えちゃう! 子宮を冷えから守る方法

Doctors Me

おなかを押さえる女性子宮からの「冷えサイン」を無視しないで

・生理痛や生理不順に悩まされている
・お腹やお尻を触ると冷たい
・肌荒れやイライラなどのストレスがある

このような症状がみられたら要注意! もしかしたら、子宮が冷えているかもしれません。女性にしかない大切な臓器の子宮。現代の人たちはお洒落のために薄着をしたり、ストレスや疲労の増加、冷房の効きすぎなどで子宮が冷えやすくなっています。

子宮はなぜ、冷えたらいけないの?

毎月の生理があることからもわかるように、子宮はほかの臓器に比べて多くの血液が流れています。子宮が冷えてしまうと、この血液の流れが悪くなってしまうのです。そうすると、栄養などが十分に行き渡らなくなり、子宮や卵巣の機能低下を引き起こします。そして、ホルモンバランスの崩れや、自律神経にも悪影響を与え、体中にさまざまな不調が生じてしまうのです。子宮の調子やホルモンバランスは女性の精神にも深くかかわっているので、子宮が冷えてしまうと、イライラしたり、なんとなく不安になったりといった精神面にもトラブルが……。また、婦人科系の病気や不妊のリスクも高くなってしまいます。

子宮を冷えから守る5つのポイント

1:冬は薄着をせずに、特にお腹周りや足元は冷やさない
2:お腹には腹巻きを!  足は靴下の重ね履きが有効
3:シャワーだけではなく、半身浴や足浴を習慣に!
4:仙骨のマッサージ
5:日頃から骨盤まわりを動かすエクササイズを行う

最近は、湯船に浸からずにシャワーだけで済ませてしまう人が増えていますが、そのような習慣だと子宮だけではなく、体全体も冷えやすくなるので、半身浴、あるいは足浴を取り入れるようにしましょう。また、仙骨といってお尻(尾てい骨のすぐ上)にある骨は、大事な神経や血管がたくさん通っている場所。ここをマッサージすると、子宮を温める効果が期待できます。その他、骨盤まわりを動かす体操を日常的に行うことで、子宮まわりの筋肉の血流がよくなり、冷えを改善できるのでおすすめです。

(文:34歳女性医師/Doctors Me、構成:マイナビウーマン編集部)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.06.14)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

※この記事は2015年02月21日に公開されたものです

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医師をはじめ、歯科医、薬剤師、介護福祉士、栄養士、獣医、心理カウンセラーの6つの士業・専門従事者を擁する、総合型の健康Q&Aサービス。2013年8月のサービス提供開始以来、『安心をもっと身近に』というサービスコンセプトのもと、医師だけにとどまらず、専門資格を持つ多様な回答者を増やし、場所や時間を気にすることなく、さまざまな悩みを気軽に相談できるサービスを実現。https://doctors-me.com/

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