お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

家族の明るい未来のために! 夫に家事を手伝ってもらうプロセス・4つ

斉田直世/CaSy

家事する夫みなさんこんにちは、作家・イラストレーターの斉田直世です!

仕事と子育てを両立しなければならない共働き家庭では、夫婦の家事分担は必要不可欠です。とくに、子どもが小さい頃は、どうしても母親中心の育児になりますから、夫が家事を手伝ってくれない場合、妻の負担は相当なもの。もちろん、それでお互いが納得していれば問題ないのですが、周りの働くママたちに話を聞いてみると、やはり、「もうちょっと夫にも手伝ってほしい」という声が多いんですよね。

【男性が家事を手伝うようになる5つのルール】

というわけで今回は、夫に家事を手伝ってもらうためのステップをご紹介したいと思います。

家事をやる夫とやらない夫のわかれ道

夫が家事をするかしないかは、子どもの頃から家事を手伝っていたか、母親がどこまで世話をしていたか、父親は家事に協力的だったか、一人暮らしの経験があるか、など様々な要因が関係してきます。もし、家事をしないタイプの夫でも、やってみて、何かしら喜び(ご褒美がもらえる、妻が喜ぶなど)が見いだせれば、協力的になる望みはあります。

やり方がわからないだけかも

家事を手伝わない夫の言い分として「やり方が分からない」「どこに何が置いてあるのかわからない」というものがあります。確かに、「洗濯をお願い」と言われても、操作方法や洗剤の置き場所がわからなければ、なにもできませんよね。「そんなことから教えるのなら、自分でやった方が早い」と切り捨てず、まずは夫婦一緒に家事をすることから始めてみてはいかがでしょうか。

できそうな家事を選ぶ

私たち妻側にも、「料理は得意だけど、掃除は苦手」など家事の向き不向きがありますよね。それは夫も同じなのですから、「こちらがしてほしい家事」をお願いするより、「夫ができそうな家事」を見つけてあげた方が、効率よくこなしてくれるはず。さらに、「夕飯の買いだしかゴミだし、どちらかお願いできる?」など選択肢を与えれば、「無理矢理やらされてる感」も減るはずです。

8割できたら万々歳

家事のやり方のちがいや、行き届かない部分が目に付いたとき、いちいち指図したり、ケチをつけたりすると、夫はヤル気を失ってしまいます。最初は5割できたらよい方、最終的に8割できたら万々歳、くらいの余裕をもって、あたたかい目で見守ってあげてください。そして、少しでも手伝ってくれやら、ホメたりねぎらったりすることをも大切。甘いものやビールなど、ご褒美として好物を用意しておくのもよいでしょう。

おわりに

例えば、風邪で寝込んでいるとき、「おーい、鍋はどこにあるんだ?」「トイレットペーパーがないんだけど……」など、いちいち夫に聞かれて、イライラした経験はありませんか? でも、それって、夫になにも教えずにいた妻の責任でもあるんですよね。洗濯機の回し方や、生活必需品のストック場所を伝えておくことは、夫のため、そして、その背中を見て育つ子供の将来のためでもあるのです。家族の明るい未来に向けて、今日から上手に家事分担、始めてみてくださいね。

(斉田直世/家事代行Casy)

※この記事は2015年02月14日に公開されたものです

斉田直世/CaSy

作家・イラストレーター。作家雑誌や広告でイラストを描く傍ら、在学中に発表した『現役女子大生キャバ嬢が教える ちょいモテ男になる技術』(2005年幻冬舎刊)にて作家デビュー。お水経験を活かしたエピソードと、男女へのリサーチから導き出された恋愛テクを武器に、作家としての才能も発揮。各メディアで「恋愛アドバイザー」としても活躍。2006年に結婚・出産し、一児の母でもある。著書多数。家事代行CaSyなどで記事執筆中。

この著者の記事一覧 

SHARE