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2014年のペットにかかる1ヶ月の平均飼育費用「8,206円」2013年と比べて費用項目すべてでマイナスに

『ペットの飼育費に関する家計簿調査』より

T&D保険グループのペット&ファミリー少額短期保険は、ペットを飼っている20~80代の男女1,000人を対象に、『ペットの飼育費に関する家計簿調査』(インターネット調査)を実施した。

【保険の存在も・・・ペットの治療費、どのくらい?】

同調査において、ペットの1ヶ月の飼育費用について質問したところ、平均飼育費用は8,206円となり、2013年の平均と比較すると、マイナス1,796円(前年比82.0%)となった。項目ごとの費用の比較においても全ての項目でマイナスとなっており、消費増税や円安による物価の上昇等を背景とした消費者マインドの弱さにより、個人消費の回復が足踏みしている状況が反映されている結果となった。ペットの家計に占める各項目の割合を2013年と比較すると、「食費(+1.0pt)」「おやつ費(+0.8pt)」「医療費(-2.5pt)」の変動が大きく、「食」に関する費用の割合が増加している。

犬オーナーの平均飼育費用は2013年と比べ、マイナス1,741円(前年比84.8%)となった。項目ごとの費用の割合では、「食」に関わる費用である食費とおやつ費の合算で39.1%となり、2013年(37.5%)と比べ1.6pt 上昇する一方、医療費が20.5%となり2013年(22.2%)と比べ1.7pt 減少している。「食」に関わる費用割合の増加により、家計における食費全般の割合を示すエンゲル係数が高まる結果となり、他の項目への消費に関するマインドの弱さを表している。

猫オーナーの平均飼育費用は2013年と比べマイナス1,975円(前年比72.4%)となった。項目ごとの費用の割合では、食費・おやつ費の合算で58.1%となり、2013年(53.1%)と比べ5.0pt 上昇する一方、医療費が19.3%となり、2013年(24.0%)と比べ4.7pt 減少するなど、犬オーナーと同様の傾向となった。

ペットオーナーおよびペットの家計に対するアベノミクスの影響について質問したところ、「影響はなかった」との回答がペットオーナーの家計では59.3%、ペットの家計では72.5%となり最も多かった。ペットの家計は、下向きの影響の割合がペットオーナーの家計と比べ約10pt 低く、ペットオーナー自身が家計への影響を受けつつも、ペットの家計を維持しようとするペットオーナーの想いが現れる結果となった。

【調査概要】

●調査対象 :全国の20歳以上の男女(犬もしくは猫を飼っている人)

●有効回答数:1,000サンプル(男性・531サンプル、女性・469サンプル)

●調査方法 :インターネットリサーチ

●調査期間 :2015年1月5日~2015年1月8日

(エボル)

※この記事は2015年02月06日に公開されたものです

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