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【冬の九州。あなたはどっち派?!】和モダンな由布院温泉vs歴史を感じる黒川温泉

寒い季節がやってきました。

外に出るのがおっくうでついつい休みの日でも家に引きこもりがち。そんな人も増えているのではないでしょうか?でも、ちょっと待ってください。ここは日本です。日本だからこそ、四季を楽しむという贅沢ができるのです。

年に一度のせっかくの寒い季節。思いっきり楽しみましょう。

ということで、冬のお楽しみといえば、スノーボードやスキーなどのアウトドアスポーツや雪まつりなどのイベントが真っ先に思い浮かびますが、忘れてはいけないのが、そう。温泉です。
今回は数ある温泉地の中でも特に今、人気急上昇中の大分県の由布院と熊本県の黒川温泉をご紹介します。

由布院

由布院は由布岳の麓に広がる温泉地です。離れを持つ情緒豊かなこぢんまりとした温泉旅館が多く、それぞれとてもオリジナリティがあって魅力的。お部屋専用の露天風呂があったり、ロフト仕様だったり、和洋室のお部屋だったり・・・全体的に和モダンでまとめられた、オシャレ感漂うお宿が多いのが特徴です。

大きなホテルでは味わえないプライベートな空間を楽しむことができるので、カップルにはもちろん、ファミリーや女子旅にもおすすめです。

さて、温泉宿が決まったら、さっそく観光地へ行ってみましょう。

由布院の観光地として有名な、JR由布院駅から金鱗湖周辺まで続く「湯の坪街道」は江戸時代の町並みのような建物で統一された、お散歩をするだけでも十分に楽しめるスポットです。

駅から金鱗湖まではまっすぐ歩いて30分コース。道沿いにオシャレでかわいいお店がひたすら軒を連ねているのですが、そこではスイーツはもちろん、食べ歩き用のコロッケやからあげのお店、古き良き日本の雰囲気を漂わせる醤油やおせんべいの専門店など、目移りしてしまうほどのたくさんの「おいしいもの」があなたを待っています。

是非おなかをすかせた状態で訪れてくださいね。

黒川温泉

黒川温泉は、田の原川の渓谷に沿って温泉宿がたち並ぶ、情緒ある温泉街です。
建物の外観は黒に統一され、全体的にとても落ち着いたオトナの雰囲気。
ここは「黒川温泉の父」と言われる後藤哲也氏を筆頭として、「あるがままの自然を感じさせる露天風呂」と「田舎情緒を感じさせる街並み」を黒川温泉一丸となって創り上げた歴史があり、「街全体がひとつの宿 通りは廊下 旅館は客室」というキャッチフレーズのもと、温泉街全体で旅行者をおもてなししようという“心”を感じることができます。

その“心”が特に色濃く反映されているのが「入湯手形」制度です。

「入湯手形」を購入することで、旅行者は3か所、入りたい温泉を選んで入浴することができるのです!

そんな温泉街を歩いていると、いたるところで落ち葉をすごく丁寧に集めているお店の人の姿を見かけます。宿では一生懸命に柱を磨く仲居さんの姿も見かけます。古くても、大切に使っていると色あせないどころかどんどん味が出るのだということを筆者はここで学びました。

この街全体を街の人たちが大事にしているからこそ、それが旅行者にも伝わって、黒川温泉は今日まで愛され続けているのでしょう。
是非直接訪れて黒川温泉の「おもてなし」の心を感じてください。

※この記事は2015年01月24日に公開されたものです

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