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夫婦の会話が減り始めたら危険信号!?妻の話を上手に聞く方法・4つ

斉田直世/CaSy

みなさんこんにちは、恋愛コラムニストの斉田直世です!

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男性の皆さん、最近、奥さんの話を聞いていますか? 夫婦共働きで時間がとれないからと言って、会話するのを諦めていませんか? 離婚間際の夫婦に見られる特徴の一つとして、「会話がなくなる」というのが挙げられます。女性にとって「自分の話を聞いてもらえる」というのは、男性が思うよりはるかに大切なこと。「女子会」や「ママ会」の存在からも分かるように、女性にとっては、おしゃべりすること自体が楽しく、ストレス発散になるのです。「じゃあ、女同士で話せばいいじゃないか」と、おっしゃらないでくださいね。人生のパートナーとは、気持ちを分かち合いたい、心を通わせたいと願うのが女性ですし、育児で家にこもりがちともなれば、大人の話し相手は夫しかいないのですから。

しかし、「ただ話を聞けばいい」というわけではありませんよ。聞き方によっては、妻を不機嫌にさせ、ケンカの火種にもなってしまうことも有り得ます。というわけで今回は、妻の話を上手に聞く方法をご紹介したいと思います。

1 解決しようとしない

話を聞いたあと、すぐに解決策を話し始めていませんか? 最初にアドバイスを求めたのでもない限り、妻は、ただ話を聞いてもらいたいだけ。アドバイスには、「解決策を出したのだから、話はおしまい」と、それ以上の会話を打ち切る意味合いも含まれています。妻の話には「解決」ではなく、「共感」する姿勢で臨みましょう。

2 あいづちをはさむ

話を聞いているのにも関わらず、「ちょっと、聞いてるの!?」と突っ込まれてしまうあなたは、あいづちが足りていないのかもしれません。何を話しても無反応では、張り合いがありません。「へぇ」「うんうん」「そうなんだ」など、バリエーション豊かなあいづちをはさむことで、「ちゃんと聞いています」というアピールと、共感を示すことをお忘れなく。

3 片手間で聞かない

「真剣に聞いているどうか」は、聞く姿勢で判断されるもの。テレビ画面を目で追いながら、新聞を広げながら、携帯をいじりながら、片手間で妻の話を聞いてはいけません。そんな態度の夫に対し、妻はじょじょに不機嫌になっていくでしょう。妻が話を始めたら、相手の方を向き、顔を見て話を聞くようにしてくださいね。

4 オチがなくても受け流す

一般的に、会話や思考は、男性が理論的なのに対し、女性は情緒的・共感的であると言われています。つまり、妻が夫に話をするのは、「夫婦の会話がしたい」「夫に共感してもらいたい」という欲求からなのです。ですから、女の話にオチなどなくて当たり前。「で、何が言いたいの?」「だからどうしたの?」などと、問い詰めるのはやめましょう。

おわりに

自分の話を聞き、共感してくれる夫に対し、妻は、「私を理解してくれる=愛してくれている」と感じるもの。共働きのご家庭では、仕事に育児と、お互いに忙しい毎日だとは思います。でも、1日たったの10分や5分、奥さんと向き合って、話を聞いてあげることはできるはず。その積み重ねが、夫婦円満の秘訣なのです。そして、話を聞いてもらった奥様は、ご主人に「聞いてくれてありがとう」と感謝の言葉を伝えることを忘れないでくださいね。

(斉田直世/家事代行CaSy)

※この記事は2015年01月22日に公開されたものです

斉田直世/CaSy

作家・イラストレーター。作家雑誌や広告でイラストを描く傍ら、在学中に発表した『現役女子大生キャバ嬢が教える ちょいモテ男になる技術』(2005年幻冬舎刊)にて作家デビュー。お水経験を活かしたエピソードと、男女へのリサーチから導き出された恋愛テクを武器に、作家としての才能も発揮。各メディアで「恋愛アドバイザー」としても活躍。2006年に結婚・出産し、一児の母でもある。著書多数。家事代行CaSyなどで記事執筆中。

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