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オンナの本音! OLといわれることに抵抗は「ない:83.1%」

中澤美紀子/OFFICE-SANGA

「OL」という言葉にはどんなイメージがありますか? 単に会社勤めしている女性? それとも、経理や事務などの仕事に従事している女性? 若い女性だけに向けられる言葉? いろいろ想像しますね。この「OL」と呼ばれることが苦手な女性もいるとか。そこで、働く女性の本音を調査しました。

【男性が結婚したいと思う女性の職業「3位:OL」ってどんなイメージ?】

Q. 働く女性をOLと呼ぶことに抵抗はある?
抵抗なし……182人(83.1%)
抵抗あり……37人(16.9%)

大多数の女性が抵抗を感じていませんが、違和感を持つ女性も少なからずいるようです。それぞれの意見を見てみましょう。

<別に気にならない>

むしろうれしい!

・「むしろ、オフィス・レディだから、事務員のことだと思っていた。子どものころからOLになりたかったので、オッケー」(33歳/金融・証券/専門職)
・「『オフィスで働く女=OL=かっこいい』と子どものときから思っていたから。ただ、『OL=できるオンナ』というイメージだったので実際の理想とはちがった(笑)」(23歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
・「OLってなんだか『がんばっている人』って感じがして好きなので」(28歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「OLに憧れていたこともあったから」(31歳/団体・公益法人・官公庁)

オフィスの花形的存在であり、かつ仕事も熱心。そのようなOLたちは男性の注目を集めます。

なじみのある呼び方なので

・「私が小さい頃から『働く女性=OL』という定着があったので、別に何も思わない」(31歳/不動産/専門職)
・「浸透していて、慣れているので。自分には使ったことはないが」(31歳/学校・教育関連/技術職)
・「男はサラリーマンだし、特に差別用語には聞こえない」(26歳/医療・福祉/専門職)

目から耳から、当たり前のように入ってくる言葉。使い慣れているので気にならないようです。

なんでダメなの?

・「なぜ、こういう風に言わないのかわからない。これが差別用語なら議会で『子どもを産む年じゃないの』とか言っている政治家の方がよっぽど差別」(29歳/小売店/販売職・サービス系)
・「『オフィス・レディ』の略になんの抵抗があるわけ?」(33歳/アパレル・繊維/クリエイティブ職)
・「別に呼び方はなんでもいいと思う」(31歳/電機/秘書・アシスタント職)

呼び方にこだわる人もいれば、そうでない人もいます。

<ちょっと抵抗を感じる>

どうもイメージがイマイチ……

・「なんか腰かけのイメージでオッサンたちが言うから」(29歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「なんか昭和の響きがするからイヤ」(33歳/医療・福祉/専門職)
・「お茶汲みコピーの時代は終わったのに、前近代的なイメージ」(27歳/不動産/事務系専門職)

OLという響きに、「古い」「仕事はほどほど」といった印象を受ける人がいるようです。実際はオシャレで仕事ができる、イマドキらしい女性も多いのですが……。

定義が難しい

・「事務職のイメージがついているから。自分は技術系なので、OLと紹介されると勘違いされていることがある」(29歳/情報・IT/クリエイティブ職)
・「ビジネスパーソンと言う言葉が合う時代だと思うからです」(32歳/その他)
・「OLっていうと一般職の印象。男性と肩を並べて働く女性のことではない」(29歳/通信/事務系専門職)

技術職や外回りの営業職の人までOLと呼ぶのに違和感があるという意見も。線引きが必要?

呼び方ひとつの話ですが、それが仕事のモチベーションを左右することもあります。もしOLといわれて嫌な気持ちになったとしても、気にしないでスルーするのが一番。最終的には自分の仕事で結果を出した者が勝ちなのですから。

(中澤美紀子/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2014年12月にWebアンケート。有効回答数219件(22~34歳の働く女性)

※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年01月20日に公開されたものです

中澤美紀子/OFFICE-SANGA

普段、足を運ぶのは店や文化施設などひたすら「屋根のある場所」! 年々戸外の空気から遠ざかり、濃密な屋内時間を過ごしているモノ書き女。

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