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結婚前にチェック! 男の家事力はここで見極める

斉田直世/CaSy

ナオヨ

ナオヨ

共働き世帯の妻にとっては、夫側も家事を率先して手伝うのがフェアで理想的。しかし、世の男性の中には、家事が全くできない、または、「そんなのは女の仕事だ」と考えるタイプもいますよね。というわけで今回は、男の「家事力」の見極め方について、ママたちと話し合ってみました。

家事力UP! 夫をヤル気にさせる一言

ナオヨ:夫陣の中には、「家事なんか男のすることじゃない」っていう昔ながらのタイプもいれば、いま流行りの「イクメン」よろしく、家事も育児も積極的なタイプもいるよね。そういう「男の家事力」って、どういうところで見極められると思う?

シオリ:高校で家庭科が男女必修科目になったのは、1994年からなんだよね。1993年以前に中学を卒表した人は、学校で学ぶ機会がなかったのも、ひとつの原因かも。

カホ:へー! ってことは、37才が分かれ目ってことだよね(2014年現在)。いまの若い旦那さんたちは、当たり前のように家事をしたりするのかな。ちょっと羨ましい。

ヒナ:あとはやっぱり、両親の影響が大きいと思う。夫の母親は、ずっと専業主婦で、家のことは完璧。父親は亭主関白で、台所に足を踏み入れずっていう、古典的な日本の両親だったみたい。そんな家庭で育った夫だから、家のことは全て妻がやるものだと思ってる。

ナオヨ:家事でも育児でも、両親の姿は、その後の生活モデルになってしまうよね。私の両親は、フルタイムの共働きだったけど、家事の一切は母がやっていて、それが普通だと思ってた。だからいま、家事負担が1:9でも、とくに問題ないのかも。

ユカ:あとは、一人暮らしの経験があるかも大事。夫の父親、全く家事をしないタイプだったけど、夫自身は高校を卒業後、ずっと一人暮らししてたから、家事全般できるんだよね。トイレや洗面台の鏡、ガス台、シンクまわりとか、勝手に掃除してくれて助かる。

ヒナ:羨ましい! うちの夫も、一人暮らししてたら、また違ったんだろうけど、ずっと実家暮らしだったからなぁ。結婚するときは、絶対に一人暮らし経験のある男性を選ぶべきだと思うよ。

ミチコ:結婚する前に同棲することで、家事のやり方や、相手にどの程度の家事負担を求めているかも分かるよね。

ユカ:私は同棲中、料理も家事も、気が向いた時しかしてなかったけど、夫からは、とくに何も言われなかったなぁ。あのとき、「あれやれ、これやれ」って細々と言われてたら、結婚は考えてたかも……。

ナオヨ:例え家事力が高くても、自分じゃやらないってタイプもいるからね。相手にどれだけの家事負担を求めているのか見極めるためにも、結婚前の同棲は必要かもしれない。うちの息子にも、将来お嫁さんをイライラさせないよう、いまのうちから家事を手伝わせよう。

今回のまとめ

・両親の姿はその後の生活モデルになる
・一人暮らし経験のある男性はオススメ
・家事力見極めのためには同棲もアリ

(斉田直世/家事代行CaSy)

※この記事は2015年01月20日に公開されたものです

斉田直世/CaSy

作家・イラストレーター。作家雑誌や広告でイラストを描く傍ら、在学中に発表した『現役女子大生キャバ嬢が教える ちょいモテ男になる技術』(2005年幻冬舎刊)にて作家デビュー。お水経験を活かしたエピソードと、男女へのリサーチから導き出された恋愛テクを武器に、作家としての才能も発揮。各メディアで「恋愛アドバイザー」としても活躍。2006年に結婚・出産し、一児の母でもある。著書多数。家事代行CaSyなどで記事執筆中。

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