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家事力UP! 夫をヤル気にさせる一言

斉田直世/CaSy

ナオヨ

ナオヨ

前回、夫婦の家事分担について、働くママたちと話を聞いてみると、6人中6人が、妻側の負担が大きいという結果に。本音を言えば、もうちょっと、夫にも家事を手伝って欲しい……。というわけで今回は、夫の家事力をUPさせる方法を、ママたちと話し合ってみました。

前回:パパ閲覧注意!? ママたちの本音座談会


カホ:単純なことだけど、夫に家事を手伝ってもらいたいなら、ホメることが大事だよね。何か手伝ってくれたときに、「ほんと助かる~」「さすがパパ、頼りになる!」って過剰なくらいホメると、次からも喜んで働いてくれる。

ナオヨ:「パパが作るオムライスの方が美味しい~」なんて子どもに言わせると、何度も作ってくれるよね。あと、facebookにパパが作った料理をアップしたりすると、「おいしそう~」「旦那さんやさしい~」なんて、みんなからのコメントに触発されて、「今度は何作ろうかな」って張り切ってくれる。

ユカ:ああ、あの料理写真、そういう意図もあったの! 私たちのコメントも役に立ってるのね。

シオリ:基本的に男の人は、「俺がいないとダメだな」っていう状況が好きなんだよね。だから、「あれやって、これやって」って指図するよりも、「お願いしてもいい?」って頼んだほうが、カドが立たないし、プライドも傷つけない……のは分かってはいるんだけどねぇ、忙しいと余裕がなくなって、どうしてもトゲトゲした言い方になっちゃう。

ヒナ:昔は、「瓶のフタが開かない~」「高いところのものが取れない~」ってお願いしてたけど、いまじゃ瓶の蓋は包丁の背でカンカン叩いて開けるし、高いところのものは踏み台で一発だもんなぁ。夫のヤル気をUPさせるには、可愛く頼ることも大事なのかも。

ミチコ:言葉がけでヤル気が出るのは、私たちも同じじゃない? 外で働く時間は夫の方が長いかもしれないけど、こっちは、仕事もしつつ、家事も子育ても頑張ってるわけだから、「いつもありがとう」の一言があるだけで、ヤル気が断然違う。

ナオヨ:それはあるよね! うちの旦那は、自分のことを「ヒモ体質」って言い切るくらい、人にやらせるのが上手い。毎日、「お前と結婚して良かった」「自慢の嫁だよ」「本当に頑張ってるよね」とか言われると、「えー、別にフツーだけどー」とか言いながら、ニヤケ顔でいろいろやってあげちゃう。あとになって、「ハッ! また上手く乗せられた」って気づくんだけど、まぁ、そのおかげで不公平感なく家事できてるんだから、結果オーライということで。

ヒナ:うちは、夫の帰りが遅くて、家で顔を合わせる時間が少ないから、夫婦で交換日記をしてるの。そこに、「いつもありがとう」って書いてくれる。結婚記念日や母の日は、「○○と結婚して本当に幸せです」なんて、1ページ分たっぷり書いてくれて。感謝の言葉って、口で言うのは照れくさいけど、文字だと書きやすいのかも。記録にも記憶にも残るのから、交換日記はオススメ。

シオリ:いいなぁ……うちは、そういうのほとんどなし。普段口に出さなくても、ここぞってときに手紙をくれるだけでも違うよね。それだけで、家事分担の不公平感が軽減される。感謝の言葉は、何年経っても忘れちゃいけないよね。

カホ:夫から感謝の言葉を引き出したいなら、こっちから先に言っちゃうのも手。「毎日お仕事お疲れ様」「パパのおかげで毎日幸せだよ」って言えば、向こうだって、「こちらこそ……」ってなるでしょ。

ユカ:家事も手伝えない、感謝の言葉も恥ずかしいって言うんなら、とにかく子どもの相手をしてくれるだけでもいいんだよね。そしたら、子どもを見ていてくれる間、こっちが家事できるわけだから。

全員:その通り!

今回のまとめ

・夫の家事は、ホメておだててヤル気UP
・口下手夫とは「交換日記」すべし
・まずは私たちから感謝の言葉を

(斉田直世/家事代行CaSy)

※この記事は2015年01月20日に公開されたものです

斉田直世/CaSy

作家・イラストレーター。作家雑誌や広告でイラストを描く傍ら、在学中に発表した『現役女子大生キャバ嬢が教える ちょいモテ男になる技術』(2005年幻冬舎刊)にて作家デビュー。お水経験を活かしたエピソードと、男女へのリサーチから導き出された恋愛テクを武器に、作家としての才能も発揮。各メディアで「恋愛アドバイザー」としても活躍。2006年に結婚・出産し、一児の母でもある。著書多数。家事代行CaSyなどで記事執筆中。

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