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オリジナルスパイスに漢方の薬膳効果もプラス! 元祖スープカレーの味を受け継ぐ新橋『スープカリイ厨房 ガネー舎』

骨付き鶏もも肉と大きくカットされた野菜で食べ応えのある「とりカリィ」1000円

●東京ではスープカレー草分けの店
鶏ガラ等のスープをベースに各店で独自に調合されたスパイスで味付け。小麦粉を使わないことからサラサラの状態でライスは別盛りという、いわゆるスープカレー。札幌発祥で長らくご当地でしか味わえなかったカレー料理も、いまでは東京でも市民権を得た感がある。

【1本100円から注文OKの“2度漬け禁止”の大阪串かつ専門店・新大久保『てん家わん屋』】

そんな東京のスープカレーの草分けが、ここ「スープカリイ厨房 ガネー舎」。
店主の米山幸彦氏は、札幌スープカレーの元祖「アジャンタ薬膳カリィ本舗」の味を受け継ぎ、2002年に東京23区ではじめてスープカレーの店をオープン。インド料理と中国薬膳を融合させたアジャンタのレシピ同様に、クチナシやグローブス、コリアンダーなど30種類のスパイスと朝鮮人参、ナツメの実、クコの実、八角など漢方のハーブ15種類からなるオリジナルスパイスを、牛骨、豚骨、鶏ガラに香味野菜を約6時間煮込んだスープと合わせて提供する。

●辛みの調整もお好みで自在
骨付き鶏もも肉とニンジン、ピーマンが具になるオーソドックスな「とりカリィ」1000円は、辛さやスパイスの刺激もマイルドでスープのコクを楽しみつつも、徐々にスパイスの効果で汗をかき、体が温まってくる。スープ表面の赤い上澄みが分離しないよう、よく混ぜながら別盛りのターメリックライスをスプーンで浸して食べるのがおいしさのコツ。

辛みを増したいときは、一味唐辛子にシナモンやカルダモンなど各種ハーブを配合したテーブルマサラで調整できるほか、スペシャルマサラやスペシャルオイルなど追加スパイスも100円から用意されているので、思いおもいの辛さやスパイスの風味を追求できる。

「スープのコクを損ねないようスパイスの奥深さを味わいながらカラダにいいものを提供したい」と米山店主が語る薬膳スープカリィ。野菜をたっぷり具に加えた「とり野菜カリィ」1350円のほかに、ヨーグルトとトマトを加えてスープに酸味とマイルドさをもたせた「トマトカリィ」1200円や「カシミール野菜カリィ」1250円なども女性に人気。

仕込みは1日約80杯なのでスープ終了で閉店。札幌発祥、元祖の味は早い時間に味わっておくのがベターだ。

【店舗データ】
店名:スープカリイ厨房 ガネー舎
所在地:東京都港区新橋5-12-2 鴻盟社ビルB1
営業時間:11:30~15:00、17:30~21:00(水~金22:00 いずれもラストオーダー)
土曜11:30~14:00(ラストオーダー) ※いずれもスープなくなり次第終了
定休日:日・祝
HP:なし
メニューはすべて税込価格

【その他メニュー名 価格】
・とりなすカリィ1150円
・野菜カリィ1150円
・メンチカリィ1150円
・生ビール500円、ハウスワイン400円、カシスラッシー450円ほか

※この記事は2015年01月19日に公開されたものです

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