お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

話が伝わらない!そんなときに覚えておくことは?「誰に何を理解して欲しいのかが抜けている」

職場で仕事の報告をしているときや、友人相手に面白かった映画について説明しているとき……「話が伝わらない!」と思った経験はありませんか? 一生懸命話しているのに、伝わらないなんて……なんだかガックリしてしまいますよね。

【男子が思う話が伝わらない女子の特徴「主語がない」】

どうしたら話が伝わりやすくなるの? 覚えておくべきコツを紹介します。

伝わらないのが当たり前

まず覚えておくべきなのが、「人に話を伝える」ということは、あなたの想像以上に難しいことである、という点です。例えば、長年連れ添った夫婦は「あれ」といえば「はい」と手渡してくれるような、あうんの呼吸を手に入れています。

これは、それまでに多くの時間を共有し、同じ価値観を育ててきたからこそできる技。育ってきた環境も価値観も違う相手に、同じことを求めてはいけません。「どう話しても伝わる」と考えるのではなく、「きちんと伝えるためには、努力が必要」と認識する必要があるのです。

伝わらない話し方の特徴とは

話が伝わらない人の話し方には、いくつかの特徴があります。その一つが「情報がまとまっていない」ということです。気になることを思うままに口にすると、聞く方も頭が混乱してしまいます。なんだかたくさん話したけれど、結局何も頭に残っていない……という話し方が、これにあてはまるでしょう。

またもう一つの特徴は、「誰に何を理解して欲しいのか」が抜けてしまうという点です。当然相手もわかっているものとして、つい話の主語を抜いてしまったり、その情報の背景にある情報を省いてしまったり……。話をしている最中に、「それって、どういうこと?」と確認したくなるのが、こんな話し方にあたります。

伝えたいことをハッキリさせる

伝わらない理由がわかったら、話を伝えやすくするために、問題を解決していきましょう。まず大切なのは、話す前に「自分が何を言いたいのか」をきちんと整理しておくことです。もっとも伝えたい情報は何なのかを意識するだけで、伝わる力はぐんとアップします。

また話す内容について事前にシミュレーションしておくことで、「より伝わりやすい話し方」を考えるきっかけにもなるでしょう。

実際に話を始めたあとにも、できることがあります。まずは相手が聞き取りやすい声量、トーン、言葉を選択するということです。さらに、相手がきちんと理解できているかどうか、折々で確認するのも良い方法です。もしも伝わっていなければ、その理由を考え、別の言葉で伝え直してみてください。

双方のズレを早めに修正していくことで、最終的な理解度には大きな差が出ることでしょう。

共通点が少ない相手に話が伝わりにくいのは、ある意味で当然のこと。それをしっかりと認識し、「相手に理解してもらえるように話す」ということが、伝えるための何よりのコツとなります。「聞く」立場に立って話すことを意識してみてくださいね。

※この記事は2015年01月14日に公開されたものです

SHARE