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肉を長期保存するには、砂糖水にくぐらせるのが良い

トレーに入ったお肉を買ってきた場合、大抵は賞味期限が2~3日後になっているはず。しかしお肉は保存温度やお肉の形態、お肉の種類によって保存できる期間が大きく変わるのです。そこで今回は、冷凍でお肉をおいしく長期保存するための方法をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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冷蔵温度とお肉の種類の保管目安

冷蔵でのお肉は0度に近いほど長期保存できます。最近では冷蔵庫内に、最適な温度を維持した専用の保管スペースがあるものも出てきていますから、それらを効率よく利用するのも良いでしょう。鶏肉は牛肉や豚肉よりも傷みやすく、またひき肉もブロック肉やスライス肉よりも傷みやすくなります。

賞味期限をチェックしつつも、なるべく鮮度の良いうちに食べるのが望ましいですが、早い段階で冷凍庫での長期保存を決めてしまうのもひとつの手でしょう。

冷凍焼けをふせぐお肉の保存方法

冷凍焼けとは、冷凍庫に食品を保存することで水分がどんどんと抜けていき、変色したりパサパサになってしまったりして品質が低下してしまうことです。特に家庭で冷凍する場合のお肉は冷凍焼けしやすいもの。これをふせぐためにはラップや密封可能な保存袋などを利用するのが良いですが、この方法で1日冷凍したあとにお肉を砂糖水(水1リットルに対して砂糖1グラム)に浸し、元通りに包み直して冷凍することでさらに長期保存が可能となります。

これは砂糖が水分と結びつきやすい性質を利用したものであり、砂糖水の膜によって水分蒸発をふせいでいるのです。

保存状態によって賞味期限が変わる

冷凍したお肉は長期保存が可能となりますが、保存状態により品質が劣化しやすくなることも。おいしく食べるのであれば冷凍して1カ月以内を目安に食べるのが良いでしょう。ただし各家庭の冷蔵庫の種類や置かれている環境、設定温度によっても異なってきますから、お肉の状態をその都度チェックすることも忘れずに。

上手な冷凍保存の方法を知っておくことで、セール品の購入やまとめ買いもしやすくなるはず。ぜひこれら知識を頭に入れて、お肉の冷凍にチャレンジしてみてくださいね。

※この記事は2015年01月12日に公開されたものです

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