お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

あれ!? みんなはちがったの!? 雑煮の味付け(東日本編)

お正月といえば雑煮ですよね。さて、お雑煮といえばどんなものを思い出しますか? ベースはお吸い物ですか? お吸い物なら何でだしを取るでしょうか。今回は、意外と知らない東日本のお雑煮の味付けを働く女性から教えてもらいました。

■しょうゆベースのすまし汁

・「しょうゆベースでかつおだしを取り、焼いた角もちに鶏肉とほうれんそうをそえる。長野」(30歳/医療・福祉/事務系専門職)

・「しょうゆベースで四角のもちを使う。スープには鶏肉、三つ葉を入れる。栃木県の実家。地域特有というわけではないと思う」(25歳/運輸・倉庫/その他)

・「しょうゆベースでもちのほかに、シイタケ・にんじん・大根・鶏肉・三つ葉などけっこうボリューミーでたくさん入れます。千葉県。同じ県出身の彼の実家もたくさん入っているといっていたので、定番なのでしょうか」(27歳/建設・土木/その他)

まず多く見られたのはしょうゆベースというご意見です。吸い物のなかでもしょうゆベースのものをすまし汁といいます。

■かつおだしを使う

・「かつおだしの吸い物のなかに角もちと白菜とシーチキン。愛知県」(28歳/自動車関連/秘書・アシスタント職)

・「かつおだしベースにしょうゆで味付け。もちは四角で焼かない。ふつうだと思ってる。水菜入れて、かつお節と青のりもりもりかけて食べる。静岡。ふつうじゃないのかな?」(26歳/学校・教育関連/技術職)

・「かつおだし、鶏肉、かまぼこ、もち菜。愛知県」(26歳/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)

さて、汁ものにはだしが必要ですよね。こちらはかつおでだしを取るようです。

■昆布だしを使用

・「昆布とかつおのあわせだしのみ。具はやつがしら、にんじん、大根、ほうれんそう。両親が東京出身なので、その味が定番」(32歳/その他/事務系専門職)

・「昆布だしでのりとネギを乗せるだけのシンプルなものです。名古屋。一般的なのかと思い込んでいます」(28歳/自動車関連/事務系専門職)

・「おすまし仕立てで昆布だし。具はもち菜だけ。愛知県。ポピュラー。決してみそ煮込みではない」(28歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

一方、昆布だしを使う家も。ちなみに、「もち菜」は小松菜の仲間です。

■海沿いは海産物入り

・「お魚がたくさん入ってる。富山」(30歳/学校・教育関連/専門職)

・「海が近いので、しょうゆベースの汁に、ハバというのりを大量に入れる。千葉県の海沿い」(33歳/医療・福祉/専門職)

・「千葉なので、かつお節と青のりをトッピングする。実家千葉の海沿い」(31歳/医薬品・化粧品/技術職)

具の特徴に注目すると、やはり海沿いの地域のお雑煮には海産物が入るようですね!

東日本の雑煮の味付けについて見てきました。いかがですか? 食べたことのある組み合わせはあったでしょうか。同じようでちがっている雑煮。お正月は雑煮に大注目です!

(ファナティック)

※画像は本文と関係ありません

※『マイナビウーマン』にて2014年12月14日~28日にWebアンケート。有効回答数226件(22歳~34歳の働く女性)

※この記事は2015年01月05日に公開されたものです

SHARE