相手の会話をシャットアウト!言ってはいけない一言
相手との会話がなぜか途中で途切れやすいなら、相手の会話をシャットアウトしてしまうこんな一言をつい口にしてしまっているのかも? これを言うと会話が続かなくなってしまうという、相手をシャットアウトしてしまう一言をご紹介します。
【会話が苦手でも会話上手になる秘策】
「どうでもいい」「どっちでもいい」
会話がピタリと止まってしまうのが、こんな一言。なぜなら、これは間接的に「相手に興味がない」と言っているのと同じだから。言われた相手は自分が拒否されたような気になり、それ以上何かを言うことをやめてしまいます。
AでもBでも、どちらを選んでも結果は同じだろうと思う物事でも、どちらかをあえて考えてみることで相手との会話が弾むことがあります。それは複数の選択肢の中からひとつ選ぶことで「自分が興味を持っていること」が相手に伝わるから。
会話はお互いの情報交換なしでは成り立たないため、「どっちでもいい」が口癖なら注意してみましょう。
「BUT」の口癖
「でも」「しかし」が口癖なら、これも注意。例えていうなら、「BUT」の口癖は相手が投げかけてきたボールを、地面にたたき落とすような言葉だからです。「BUT」の口癖は間接的に相手を否定する言葉なので、会話をシャットアウトしやすくなります。
会話はキャッチボールをするように、相手が投げてきたボールをまずはしっかりキャッチすることが大事。「BUT」の口癖がつい出やすいなら、「へえ、そうなんだ」「なるほど」「それはいいね」等の受け止め言葉を使ってから「BUT」の口癖を使うようにしてみましょう。
印象がかなり変わるはずです。
投げてきたボールを、違う球で返す
相手が「昨日、こんな出来事があったんだ」と話かけてきたときに、「そうなんだ。私はこんな出来事があったよ」と速球で違う球を返していないでしょうか。これも会話をシャットアウトしやすくなる言葉。会話の中に複数のボールがあると、相手が何を投げて何を受けとめればいいのかわからなくなってしまうからです。
相手が話しかけてきたら、まずはその投げてきたボールを受けとめて、返してあげるのが大事。「その出来事の後、どうしたの?」とか、「詳しく聞かせて」とか、まずは相手が投げかけてきた話題について会話のキャッチボールを行うようにしてみましょう。
会話がなぜかシャットアウトしがちなら、相手を否定するような言葉や、相手の気持ちを無視した言葉をつい投げかけてしまっているのかもしれません。「会話はキャッチボール」を意識して、上手に相手の言葉を受け止め、いいボールを投げるようにしてみてくださいね。
※この記事は2015年01月02日に公開されたものです