恋人にセクシーな写真を撮られた経験は? 7.8%の女性があり「頼まれすぎて断れなかった」
先の臨時国会で、リベンジポルノ防止法が成立し施行されました。この法律により「恋人にセクシーな写真を撮らせる」という行為の重みが、また一段と増すことになりました。実際に恋愛の現場では「恋人にセクシーな写真を撮らせる」ということが、どの程度行われているのでしょうか。働く女性に聞いてみました。
Q.恋人にセクシーな写真を撮られたことがありますか?
「ある」7.8%
「ない」92.2%
恋人にセクシーな写真を撮らせたことが「ある」と回答した女性は、1割未満という結果でした。なぜ恋人同士の間で、セクシーな写真を撮ろうという流れになってしまうのでしょう。詳しく聞いてみました。
<「ある」と答えた女子の意見>
「遠距離」がきっかけに
・「遠距離になったときにほしいと言われた。ひとりで寂しいから」(32歳/アパレル・繊維/事務系専門職)
・「相手がほしがったので断れなかった。遠距離になったときに、変なものを見るよりは自分のがいいかなと思った」(27歳/金融・証券/事務系専門職)
遠距離恋愛中はお互いの間にある「距離」という溝を埋めるため、こういったセクシー写真を撮ってしまうことも。被害者になる可能性が拭えない以上は、遠距離で彼氏がたとえかわいそうでも「ダメ」と言うのが大事かもしれません。
彼氏に押されて断れなかった
・「すごい頼んできたから。頼まれすぎて断れなかった」(31歳/その他事務代行/事務系専門職)
・「頼まれたから。すごいかわいいから撮らせてと言われたらうれしいし、断れない。2つ返事で撮らせてしまった」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)
恋人同士でなぜ裸の写真を撮ろうという話になるのかというと、一番の問題は「彼氏がその写真をほしがる」から。写真などを撮らせた弱みにつけ込むということが、あとあとなければいいのですが……。
勝手に撮られるケースも
・「私がシャワーを浴びているときに撮られた」(31歳/金融・証券/専門職)
・「勝手に撮られた。着替えのとき」(26歳/金融・証券/専門職)
こういうことをされたら、必ず写真は削除させましょう。許可を取らずに安易に撮るということは、それだけその情報のを安易に考えている証拠。よほど信用できる相手でない限り、その写真を残したまま彼氏の元を離れないように!
<「ない」と答えた女子の意見>
自分の知らないところで見られるのは嫌
・「写真が嫌いだし、自分の手に届かないところに行くのが嫌」(28歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「誰かにそのカメラや携帯を見られたらと考えるだけで怖いので」(31歳/商社・卸/事務系専門職)
「ない」と答えた女性は、誰か知らない人にセクシー写真を見られることを想定して、「撮らせない」と決めているよう。もしも彼氏に「撮らないで」のひと言が言えないなら、もしもその写真をパソコンの壁紙にされたら、携帯の待ち受け画面にされたら、最悪な別れ方をしてリベンジポルノの被害にあったら……というケースも想定してみてください。きっとNO! が言えるはずです。
セクシーな写真を撮られるということは、自分の人生を左右する、重要な何かを他人に握られてしまうということ。自分の身は自分で守れるようにしたいものですね。あなたは、恋人にセクシーな写真を撮らせたこと、ありますか?
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません
※『マイナビウーマン』にて2014年11月にWebアンケート。有効回答数293件(22歳〜34歳の働く女性)
※この記事は2014年12月29日に公開されたものです