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FBIが犯人との会話で使うテク―面倒な人と話す時4つのポイント「相手の話の要点を繰り返す。ただしイヤミにならないよう」

年末年始、親戚の集まる機会も多くなります。そしてたまにしか会わないけど、ちょっと苦手な親戚の1人や2人は、誰にでもいるものですよね。何でも批判してきたり、イヤミを言ってきたり・・・聞いてもないのに、色々言ってくる人、いるいる。

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でもせっかくの長期のお休み、せっかくなら楽しい気分で過ごしたい。苦手な人たちと気まずくならずに乗り切るコツをご紹介します。

「物理的に距離を置く」

同じ部屋にいたとしても、出来るだけ離れて座るなどして距離を置きましょう。

「相手の餌に食い付かない」

相手はあなたの反応を見て面白がっています。嫌なことを言われそうになったら、「うん、そうね」とでも言いながら、かまわず話を先に続けましょう。相手が剣を持って向かってきても、固い鎧で身を守るのと同じです。

それでも色々言ってくる人には、ムキになって反論せずに次のことを試してみましょう。

1相手の話をとりあえず聞く。口を挟んだり、反論したり、相手を値踏みしたりしないこと。
2うなずきながら「うんうん」「そうなんですね」と相づちも打つ。
3相手の話の要点を繰り返す。ただしイヤミにならないよう注意する。
4質問をする。話を聞いていたという態度を示す。

これは実は、FBIが犯人との交渉に使うテクニックなんだそうです。相手がちょっと攻撃的になっていたりする場合は、特にこの姿勢が有効です。

そして、覚えておきたいことがもう一つ。攻撃的な反応を示す人たちは、実は内心何かに被害者意識を持っていることも多いということ。あるいは、いつもはそんな嫌な人じゃなくても、その日に何か嫌なことがあって、たまたまネガティブな態度だっただけかもしれないということ。

そう思うようにすると、「実はそんなに嫌な人じゃないのかも」と、相手を見る目も少し変わってくるかもしれません。これは親戚付き合いだけでなく、普段の職場の人間関係にも使えそうですね。

そしてそれでも嫌なことを言われたら?ちょっとお昼寝をしたり犬を散歩に連れ出したりして気持ちを切り替えましょう。そして「ここにいるのは後2~3時間だけだし」と思えば楽になります。
せっかくのお正月休み、最後まで楽しい気分で過ごしたいですね。

参考記事

The secret techniques for dealing with difficult people
http://www.smh.com.au/lifestyle/life/the-secret-techniques-for-dealing-with-difficult-people-20141222-12c2d6.html

※この記事は2014年12月28日に公開されたものです

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