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年末年始、夫・妻のどっちの実家に帰省する? 新婚なら「両方」が多め 

今週末から始まる帰省ラッシュ。新幹線や空の便で人がごった返すニュース映像は毎年恒例と言ってもいいほど。一般的には「年末年始=帰省する時期」といったイメージが強いですが、結婚して夫婦になったカップルのうち、どれくらいが帰省しているの? そこで、マイナビウエディング編集部では「年末年始の帰省事情」について、既婚男女308名にアンケートを実施しました。

新婚男女の帰省率は5割

まずは2014年-2015年の年末年始に、帰省の予定があるかどうか尋ねてみました。

Q.あなたorパートナーの実家に帰省する予定ですか?
はい 52.4%
いいえ 47.6%

半分近くが「帰省しない」という結果に。結婚年数の短い人から長い人まで、様々な層を含むため、このような数字になったのでしょうか。自分の親や周囲を見ると、結婚して期間が経つほど「年末年始に必ず帰省する」人は少なくなる印象がありますよね。ただ、アンケート対象を「結婚1〜3年目まで」の新婚男女に絞ってみたところ、帰省する・帰省しないがそれぞれ50.0%と半数ずつに分かれました。新婚だと帰省率が高いかと思いきや、意外とそうでもないようです。

ふたりにとっても彼らの親にとっても、今や「年末年始の帰省=マスト事項」ではなくなっているのかもしれません。あるいは新婚期間を楽しむために、自宅でふたりきりでまったりしたり、旅行に行ったりする人が多いのかも!?

約半数が両方の実家に帰省

次に「帰省する」と回答した人に、妻・夫どちらの実家に帰省するか聞いてみました。

Q.どちらの家に帰省しますか?
(既婚男女308人)
両方の実家 49.7%
妻の実家 25.5%
夫の実家 23.0%

(新婚男女144人)
両方の実家 55.6%
妻の実家 22.2%
夫の実家 22.2%

全体では「両方の実家」と回答した人が多いですが、新婚男女に限ると全体よりも両家に帰省する人の割合が少しだけ高くなりました。まだ親族との付き合いに慣れていないこともあり、新年の挨拶でコミュニケーションを図ろうとの思いがあるのでしょうか。

両方派はバランス重視

さらに、上記の理由を詳しく聞いてみると「片方だと角が立つから」「毎年恒例だから」「実家が近いから」などの声が多めですが、より詳しい意見をご紹介します。

両方の実家に帰省する人は、「遠方の夫実家に正月をまたいで数日滞在し、自宅から近い妻実家にはその後1~2泊滞在する」(女性/29歳/主婦)、「結婚して最初の年末年始のため、両方に顔出しするということは決めていた。大晦日に妻の実家ではおせち料理を出すのでその日に顔を出す。翌日(元旦)は夫の親族の集まりに参加する」(女性/31歳/小売店)など、バランスよく顔を出している様子。

片方派は諸事情アリ!?

一方、片方の実家に帰省する人は、「主人の実家は東北で雪深いので冬には帰らないことにしているため」(女性/30歳/通信)、「夫の方は遠いから、冬は心配だから来るなと言われている」(女性/34歳/不動産)など季節・気候的な事情があったり、「妻の実家は離島で帰省にお金がかかりすぎるから」(男性/46歳/商社・卸)のように距離的な問題があったりするよう。「それぞれがそれぞれの実家に帰ります」(女性/31歳/情報・IT)と明確に決めている人もいました。

意外にも「帰省しない人が多い」ことが判明した本調査。パートナーの実家に帰るのは緊張して若干気が重い……と感じる人は無理に帰省しなくてもいいのかも?

※アンケート対象
調査時期:2014年12月8日~2014年12月17日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数: 20〜50代の既婚男女308名
調査方法:インターネットアンケート

(文/池田園子)

※この記事は2014年12月25日に公開されたものです

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