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フローリングや畳では「強」でも「弱」でも変わりない

毎日のお掃除を楽ちんにしてくれる家電といえば「掃除機」です。普段何気なく使っているものですが、あなたは上手く使いこなせている自信がありますか? 意外と知らない掃除機の使い方のコツを教えましょう。これさえ頭に入れておけば、もっとエコに掃除完了できますよ。

【後悔しない!タイプ別掃除機を選ぶ際のポイント】

フローリングや畳を掃除するときは「弱」

フローリングや畳には、知らないうちにゴミが溜まりやすいもの。こんな細かいゴミを、一気に吸い取ることができるのが、掃除機の魅力です。掃除機をかけるとき、「たくさんゴミを吸い取るように」と、常に「強」モードで掃除機を使っている方はいませんか?

 実はこれ、あまり意味がない行動なのです。フローリングや畳の上に落ちているゴミは、ただ単に「落ちているもの」。床素材の奥の奥まで入り込んでいるわけではありませんし、複雑に絡み合っているわけでもありません。

スイッチを「弱」にして掃除機をかけるだけで、じゅうぶんに綺麗にできるのです。

掃除機の「弱」モードで使用する電力は、「強」モード」のおよそ三分の一から四分の一です。毎日10分掃除機を使うとすると、フローリングや畳で「弱モード」を使ったときには年間900円~1,000円程度節約できます。

ちりも積もれば山となる、ですね。

じゅうたんやカーペットには「強」

では掃除機についている「強」モードは、どんな場面で使うべきなのでしょうか。それは「カーペット」や「じゅうたん」を掃除するときです。働く女子の中には「フローリングの部屋にラグを敷いている」という方も多いことでしょう。

こうした部分には、ゴミが絡まりやすいもの。「弱」モードでは、吸い込みきれないケースもあるのです。掃除機をかける目的を考えたら、ここは「強」モードで一気に吸い取るべきだと言えるでしょう。

「自動」モードがついている場合には……

最近の掃除機の中には、自動で切り替えを行うモードを搭載している機種もあります。「切り替え忘れていた!」というウッカリを防げるので、積極的に活用するのが良いでしょう。特にじゅうたんやカーペットを掃除するときには、低電力で多くのゴミを吸い取ってくれるのでオススメです。

ただしフローリングや畳の場合には、可能であれば「弱」モードにした方が経済的です。「弱」モードと「自動」では、ゴミの取れ方にはほとんど違いがないものの、「弱の」消費電力量は「自動」の約半分で済みます。

この他、掃除機をかける前にはきちんと片づけをしておくなど、基本的なコツも忘れないでください。床材に合ったパワーで、部屋全体をスムーズに掃除すること。これこそが、掃除機を使うときのポイントだと言えるでしょう。

※この記事は2014年12月24日に公開されたものです

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