常識マナー講座「ホテル・旅館に泊まる」編
出張や旅行で宿泊施設を使うときのマナー、ちゃんとできていますか? 「え? 泊まるだけなのに、マナーなんてあるの?」と思ってしまったあなたは要注意。あなたは気にしなくても、周りの人の目には「この人、マナーが悪いなぁ」と映っているかもしれません。
いくつ知っている? 泊まるときのマナー
いくら個室で過ごすとはいえ、ホテルや旅館というのは公共の場です。皆で使う場所には必ずルールや最低限のマナーがあるもの。知らずに利用していると、思わぬところで恥をかいているかもしれません。大人女子なら、そういうマナーもきちんと身に着けておきたいところ。
大まかなことだけでもここで知って、ぜひ次回から実践してみてください。
ホテルの場合
ホテルでの代表的なマナーをご紹介しましょう。
・客室の外をバスローブやパジャマでうろうろ
旅館では館内を浴衣で歩くのはOKですが、ホテルではNGです。
・旅先の友人を部屋に招く
これもNGです。多くのホテルでは、客室に入れるのは、宿泊客だけに限られています。
・部屋のキーを外出時に持ち歩く
カードキーならOKですが、通常のキーならば外出時は紛失防止のためにもフロントへ預けましょう。
旅館の場合
では、旅館の場合はどうなのでしょうか? こちらも代表的なものだけピックアップしてみました。
・ジュースやアルコールなどの持ち込み
ホテルでは特に制限がありませんが、旅館の場合は歓迎されることではありません。
・特別にお世話になった場合は「心付け」を
旅館もホテル同様、宿泊費にサービス料が含まれていますが、客室係などに特別お世話になったら、「心付け」を渡しましょう。渡す際は、裸ではなく、ティッシュでも良いので何か包むこと!
・食事の指定時間を守らない
大広間での食事になると、時間に制限があります。前もって時間を把握し、必ず守りましょう。
「あ、私、マナー違反してたかも……」と思い当たるふしがあった人はいるでしょうか? ここに挙げている以外も、色々なマナーがあります。全部完璧に、とはいかなくても、他の宿泊客、宿泊施設側のスタッフに迷惑が掛からないスマートな過ごし方を心掛けて、快適な空間を楽しみましょう。
※この記事は2014年12月23日に公開されたものです