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【東京土産】銀座の老舗和菓子店の流れを受け継ぐ季節限定品。もっちりとした食感がおいしい生菓子「くも」

和菓子にも種類はいろいろあるけれど、いろんな和菓子を食べてきた和菓子好きな友人には、今まで食べたことのない珍しい逸品を贈ってみては? 生菓子「くも」(216円)は、最中で有名な銀座の老舗和菓子店「空也」の五代目が考案した商品。空に浮かぶ儚い雲のような見た目を作っているのは、半づきにしたもち米。そのなかに、やさしい味わいのつぶ餡が入っている。まだ、もち米のツブツブ感が残るもっちりとしたまわりの皮と、小豆のおいしさを感じるつぶ餡のハーモニーが、しみじみとおいしい。こちらの商品には、「もっとたくさんの方に日常であんこを楽しんでもらいたい」という五代目の想いが詰まっているそう。

「空いろ」の「くも」。もくもくしたくものような半づきのもち米の中にはあんこがたっぷり。

販売しているのは、10月下旬から春先にかけて。涼しい季節だけの限定品だけに、この和菓子をいただきながら、同時に今の季節の良さもゆっくりと味わいたい。

「空いろ」の「くも」。さりげないラベルのロゴがおしゃれ。

濃い目に淹れた緑茶を飲みながら、友人と一緒にていねいに作られた和菓子をいただけば、ほっこりとしたひとときが過ごせるはず。素朴だけど、繊細な、和菓子の見た目の美しさに酔いしれながら、穏やかなおやつの時間を楽しんで。

空いろ
住所 東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街1F TOKYO Me+(トウキョウミタス)

電話番号 03-6256-0582

(文:高橋瑞穂、撮影:瀬尾直道)

※この記事は2014年12月20日に公開されたものです

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