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防災への準備を震災経験者の85%が実施 非経験者は防災意識低い

防災意識に関するアンケート

NTTレゾナントの「goo」防災タスクフォースは、阪神淡路大震災や東日本大震災の経験者と非経験者との間で防災意識がどのように異なるかを把握するため「防災意識に関するアンケート調査」を実施した。

同社の調べによると、震災経験者を対象に防災のために準備していることについて質問すると、「防災情報の収集準備」130件、「非常持ち出し袋の準備」119件、「自宅の地震対策」119件など、震災経験者の85%以上は普段から防災の準備を行っているという結果だった。情報収集の具体的な内容については、IT関連での情報収集方法として「防災関連アプリ」の利用が最も多く、理由は「素早く情報を収集できるため」と答えている。

被災した初日に実際に困るのは「家族、知人の安否情報の確認」だが、家族の安否確認方法を決めている割合は、震災非経験者は経験者の半分以下という結果がでた。非経験者の35%は、普段から防災のための準備をしておらず、その数は経験者の13.5%と比べ約2.5倍で、直接的な被災経験がない分、日頃の防災に対する意識は低めとなっている。

アンケート調査 実施概要
・調査票タイトル:防災意識に関するアンケート
・調査主体 :「goo」防災タスクフォース
・調査方法 :インターネットリサーチ
・実施期間 :2014年11月26日~2014年11月28日
・サンプル数 :全体625サンプルうち、東日本大震災経験者155サンプル、阪神淡路大震災経験者160サンプル、大規模地震非経験者310サンプル

(エボル)

※この記事は2014年12月19日に公開されたものです

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