お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

社会人5年目、このままでいいのかな……中堅社員のための、ステップアップの秘訣

新社会人や会社経営者に対する仕事へのアドバイスは、常に世の中に溢れていますね。一方で、社会人の大部分を占める、中堅社員に対するアドバイスって、案外少ないと思いませんか?

社会の中核を支えている人たちの多くは、働き始めて5年、10年といった職歴を持つ中堅社員の人たち。同じ仕事を続けて5年、仕事にも社会人としても慣れてきて、自信もついてくる頃。でも、内心実はその先が見えなくて、ちょっと行き詰まっている、と感じている人たちは、多いのではないでしょうか。

「この先もずっと、同じ仕事をやり続けていくんだろうか?」「自分にもいつか、昇進のチャンスが回ってくるのだろうか?」そうやって悩んでいる人たちのためのキャリアップへの指南こそ、むしろたくさんあって欲しいもの。

今回は、そんな風に「行き詰まっている」と感じている社会人のために、ステップアップの秘訣を紹介します。

能力があることをしっかり周りにアピールし、そして証明する。

自分の能力を発揮できる仕事に積極的に取り組みましょう。新しいプロジェクトチームに立候補したり、今までは出席していなかったようなイベントにも参加してみたり。もちろん口だけでなく、仕事はしっかりと実行しなくてはいけません。

あなたと同等の職歴や能力がある人は多くいます。ライバルを出し抜くには、理論上だけでなく、実践でそれが出来ることを、しっかり示すことが大事です。

同業異種のプロフェッショナル・グループに参加する

同業者、同業異種のキャリアアップのための協会やグループに参加してみましょう。インターネット上と、オフラインでのグループ、共に活用できると理想的です。情報交換はもちろんのこと、同じ志を持った仲間が出来たり、或いは自分よりもずっと経験豊富な先輩方と出会うことにより、今後のキャリアについて、貴重なアドバイスを貰えたりするかもしれません。

得意分野でのスペシャリストになる

あなたが情熱を持って取組んでいる分野や、興味があって自分で調べたりしたことなどは、惜しまずに周りに知ってもらいましょう。ただ誰かに聞かれるのを待っているだけでなく、積極的にアピールするのです。社内、あるいは業界のSNSや情報誌などで情報を提供したりするような機会がまわってくるかもしれません。

「xxの分野といえば○○さん」と認識してもらえるようになればしめたもの。あなたの専門知識や技術が、会社、あるいは業界全体に役立てられるかもしれませんし、こういったことは全て、あなたの実績としてしっかり残っていきます。

目標を持っていること、やりたい仕事を、上司や人事に知らせておく。

口に出して言われなければ、会社はあなたのキャリアの目標など、知る由もありません。個人ミーティングや査定がある場合はチャンスです。自分が将来的にどんな仕事をしたいのか、何を目標にしているのかを、上司や人事部に明確に伝えておきましょう。

例えばもっと責任のある仕事をやってみたい、海外の支店で働いてみたい、或るいは他部署での仕事にチャレンジしたいなど、具体的にやりたいことを伝えましょう。もしそれが会社の方向性とどうしても合わない、ということであったとしても、早い時期に分かってしまえば、そこから自分に合う場所を見つけるために、新たにアクションを取るきっかけになります。

何にせよ、「自分の目標を明確に」「ネットワークづくりをしっかりと」ということがポイントのようですね。人生の大半を占める「仕事」。どうせならしっかりとしたビジョンを持って、楽しんでやっていけると良いですね。

参考記事
Career advice and tips for mid-level workers
http://www.dailytelegraph.com.au/business/work/career-advice-and-tips-for-mid-level-workers/story-fnkjjdfa-1227141563319

※この記事は2014年12月14日に公開されたものです

SHARE