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まさに汚部屋の住民……「片づけられない女」の実態「平日の部屋は泥棒に入られたかのよう」

カンナ マコ/OFFICE-SANGA

ゴミだか私物だか区別できないほど散らかった部屋を「汚部屋」なんていいますよね。ちまたでは、整理整頓のアイデア本が人気ですが、みなさんのお部屋はきれいな状態をキープできていますか? 今回は「片づけられない女子」の実態について、働く女性にするどく迫りました。

■捨てられないのに買ってしまう

・「物持ちが良い、物を捨てられないので、収納キャパオーバーになり、片付けたくても片付けられないから」(28歳/機械・精密機器/技術職)

・「昔集めていたかわいい服が捨てられない」(31歳/医薬品・化粧品/技術職)

・「洋服がおさまりきらないのに次々に買ってしまう。取りあえず置いてあるものが多くて実際には使っていないものが多い」(25歳/金融・証券/販売職・サービス系)

気に入って買った洋服は思い入れもあるし、なかなか捨てられないもの。さらに、流行が過ぎてもまた一周したら着られるかも? なんて思ってしまい込むパターンが多そうです。意外とクロゼットの中は流行遅れの洋服ばかりだったりして!?

■床に置いたら最後……

・「後で片付けようとだんだんDMがたまっていって、床に置き去りになっていることが多いので」(33歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

・「床に積んだ雑誌や本がいっぱいあるから」(24歳/マスコミ・広告/秘書・アシスタント職)

・「常に床に何か置いてあるから。仕事が忙しいときの平日の部屋は泥棒に入られたかのように雑然としています」(30歳/小売店/秘書・アシスタント職)

・「服とかぬぎっぱなしで、床に物が置いてあるから」(25歳/運輸・倉庫/営業職)

置く場所やしまう場所に困ったら、取りあえず床に置く。それが積み重なって、気が付けば足の踏み場もない状態に。床に物があると、掃除機をかけるのがおっくうになって、さらに汚くなる……。まさに、負のスパイラルです。

■洗濯物をたたんでしまえない

・「洗濯物を片付けるのが面倒で着るまで干している」(25歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「ソファには洗った洗濯物が山積で座れないし、どこに何があるかわからない」(30歳/学校・教育関連/専門職)

・「洗濯ものが常においてある」(22歳/学校・教育関連/事専門職)

洗濯物は洗って干した後に取り込んでたたんでしまう、といった何重もの作業が待っています。しかし、取り込んだところで息切れしてしまうのか、たたまず積み重ねていく女子もいるようです。

■元の場所に片づけられない

・「面倒臭くて、そこら辺に置きっ放しです」(26歳/その他/営業職)

・「特に机の上ですが、『後で片付けよう』と思った物をなんでも積み上げてしまうので。色んなものが何重にも積み重なっておかれています」(27歳/印刷・紙パルプ/秘書・アシスタント職)

・「キレイに収納できない。もとあった場所にもどせない」(28歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)

・「服がたんすとかじゃなく、その辺に積み上げられてるから」(29歳/通信/秘書・アシスタント職)

片づけの基本は、元の場所に片づけること。子どものころ、「おもちゃはおもちゃ箱に片づけなさい」と散々いわれたはずですが、オトナになるとそんなシンプルなことができなくなってしまうようです。

中には「もう何もしたくないと思う日はどんなに汚くても掃除をしようと思わない」という意見も。汚いとわかっていてもゆっくり休みたい気持ちが勝ってしまうのか、体が片づけを拒否するようです。

すっきり片づいた部屋は気持ちがいいとわかっているけど、片づける労力と天びんにかけた結果、楽な方を選択してしまう。そんなタイプが「片づけられない女子」なのかもしれませんね。

(カンナ マコ/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2014年11月にWebアンケート。有効回答数244件。
※画像は本文と関係ありません

※この記事は2014年12月14日に公開されたものです

カンナ マコ/OFFICE-SANGA

肉好きの草食系ライター。痩せの大食いで何でも食べるが、辛い物は苦手。

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