お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

断りにくいんです……33.9%の女性がノーサンキュー! 「腕枕」ってぶっちゃけつらくない?

森川ほしの/OFFICE-SANGA

彼の腕に頭をのせ、すやすやと眠る彼女。それをほほえましく見つめる彼……。そんな恋人同士の甘いシーンがドラマや映画によく登場しますが、実際のところ「腕枕」ってどうなのでしょうか。女性にとって、本当に心地よいものなの? 働く女性たちに本音を聞いてみました。

Q.腕枕されると痛くありませんか?

ちょっとだけなら大丈夫……106人(36.7%)
痛い……98人(33.9%)
痛くない……85人(29.4%)

なんと、腕枕が快適だと感じている女性はたったの29.4%! 多くの女性が「痛い」「長時間はつらい」と感じていることがわかりました。もう少し詳しく、回答理由を見ていきましょう。まずは、「ちょっとだけなら大丈夫」と回答した女性たちから。

■熟睡はできない

・「腕枕はもって10分が限界」(25歳/金融・証券/販売職・サービス系)
・「そのまま熟睡はムリだが、一時的になら大丈夫。腕枕のまま熟睡したら、首が痛くて回らなくなった」(27歳/機械・精密機器/技術職)
・「正直邪魔くさくて、下にさがって寝ちゃう」(23歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)

やはり、腕枕のまま熟睡するのはむずかしい様子。翌朝に響いてしまうこともあるそう。

■彼の腕も心配

・「心地よいと思ったことがない。無理やり腕枕されても、あとあと『しびれた』とか言うなら、はじめからやらないでほしい」(31歳/食品・飲料/事務系専門職)
・「相手の腕が痺れないかドキドキしてしまって、ムードが全然楽しめない」(31歳/不動産/事務系専門職)

頭は結構重いですから、彼の腕も心配になります。

■彼の気持ちも考えて……

・「スキンシップと思って、短時間ならがんばれるから」(31歳/医療・福祉/専門職)
・「気持ちだけは受け取りたい」(28歳/建設・土木/事務系専門職)

腕枕って、実はがんばってガマンするものなの!? 腕枕をしたがる男性も多いようですから、断るのは気が引けますよね。

続いて、「痛い」と回答した女性たちの意見も聞いてみましょう。

■アチコチ痛い!

・「耳が挟まれるのと、骨が当たって痛いです」(31歳/自動車関連/事務系専門職)
・「角度が合わないと、起きたとき頭痛がしてしまう」(28歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「彼も痛いし、私も痛い。男の人の腕って硬いし。人によっては太過ぎて、肩が凝る」(33歳/その他)

なんと頭痛まで!? ここまでつらいのであれば、正直にいってやめてもらったほうがいいかも。

■断固拒否します

・「腕枕より本物の枕の方が、寝心地がいいに決まってる」(33歳/小売店/販売職・サービス系)
・「落ち着かない。最初からしないと決めている」(33歳/医療・福祉/専門職)
・「普段枕さえしないし、人が近くにいすぎると寝られないから、腕枕は断っている」(28歳/金融・証券/営業職)

断られると傷つく男性もいるかもしれませんが……。落ち着かないのですから、仕方ありません。

■首が大変なことに……

・「ずっと同じ体勢でいなければならないのがつらい。彼に腕まくらをしてもらったが、寝返りがうてず首の筋を痛めたことがある」(30歳/医療・福祉/専門職)
・「申し訳なくて首に力を入れてしまうので痛くなる。膝枕をしたがる彼としたくない私とで、ちょっとした喧嘩に勃発した」(27歳/ソフトウェア/技術職)

ケンカをするほど、彼氏は腕枕をしたかったのでしょうか……?

このように、女性にとっての腕枕は、決して心地よいだけのものではない様子。しかし、中には彼氏の腕枕を日々満喫している女性もいるようです。

■腕枕サイコー!

・「気持ちよくて大好き」(30歳/ソフトウェア/秘書・アシスタント職)
・「心地よいから落ち着きます。そのまま居心地よくて、よだれたらして寝てしまった」(28歳/金融・証券/販売職・サービス系)

ここまで安心して腕枕で眠ってくれたら、きっと彼氏もうれしいでしょうね。

■快適な腕枕のコツとは?

・「腕枕は頭にしてもらうものじゃなく、首の下にあるものだと思っている。はじめてしてくれたときに、頭にされるのか、痛くないのか、眠れるのか……と思っていたら、首の下で、お互いに違和感なく眠れた」(27歳/その他)
・「枕を挟んで腕枕なら、全く痛くない」(33歳/医療・福祉/専門職)
・「枕をうまく使って、腕にがっつり乗らないようにする」(30歳/自動車関連/事務系専門職)

どうやら、いろいろとコツがあるようです。しかし、枕を挟むとたしかに女性は快適かもしれませんが、彼氏は枕の重みも引き受けることになるのでは?

恋人との甘い夜といえば腕枕。憧れを抱いていた女性も多いことでしょう。しかし、体験してみると、それほど快適ではない場合も。男性の腕が合わないのか、ポジションが悪いのか? いずれにしても、体を痛めてしまうほどガマンしないように。つらいときには正直に申し出るのが一番です。

(OFFICE-SANGA 森川ほしの)

※『マイナビウーマン』にて2014年11月にWebアンケート。有効回答数289件(22〜34歳の働く女性)
※画像は本文と関係ありません

※この記事は2014年12月14日に公開されたものです

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を求め、フリーライターの道へ。マイナビウーマンで恋愛、マナー、話し方などに関するコラムを担当。

この著者の記事一覧 

SHARE