あったらいいな、こんな通販「どの通販サイトでもポイントが貯まる」「深夜でも届けてくれる」
日本通信販売協会は、2014年の通販利用実態とこれからの通販ニーズを調査することを目的に、全国の10代から60代の男女1,000人を対象に通信販売に関する調査を実施した。調査期間は2014年9月19日~22日。
【サイズが合うか不安なランジェリーのネット通販で試着ができる通販サービス開始】
2014年に通販で購入してよかったものと、2015年も通販で購入したいものを尋ねたところ、各設問とも1位と2位を「本・書籍」と「メンズ・レディースファッション」が独占した。
一方、2014年の満足度が高いものと、2015年の最も購入したいものを聞くと、いずれもトップは「旅行」となった。手にした時のイメージが比較的予想できる既製品よりも、自分好みにカスタマイズでき、かつ予想を上回る体験を得やすいものが、より満足感を得られる上、購入意欲もわくようだ。
これからの通販で実現してほしいことを尋ねたところ、1位は「どの通販サイトでもポイントが貯まる、ポイントが使える共通ポイント(カード)がある」、2位が「同じ商品をより安く売っている通販サイトを見つけたら、そのサイトの値段より安くしてくれる」だった。消費者は単なる値引き以上に、ポイントサービスの利便性向上を求めているようだ。
今後の通販で実現してほしいことを問う質問で、多数寄せられた自由回答を分析したところ、大きく5つに分類できることがわかった。
「お金や手間も節約可能な一元化サービス」「買えば買うほどプラスアルファの優遇」「配送の更なるスピードアップ」「試用、試食、試着の進化」「新たな出会いの創出」で、一部の通販事業者などによっては、すでに導入済みのサービスもあるが、消費者はさらなる普及や発展を望んでいることがわかる。
(エボル)
※この記事は2014年12月13日に公開されたものです