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使い慣れていないとボロが出る!基本的な敬語マナー「うちの会社では~」はNG

社会人たるもの、敬語を使いこなせねば! とよく言われます。でも、普段から使ってるつもりの敬語は大丈夫なのかしらと思ってる方。ここで一度、基本的な敬語マナーを振り返ってみましょう。

【間違いやすい「尊敬語」と「謙譲語」を簡単に区別する方法】

「うちの会社では~」はNG

自分の会社のことは「弊社」「小社」と言います。逆に、相手の会社に対しては「御社」と呼びます。相手の銀行に対しては「御行」、組合に対しては「御組合」と呼びます。なお、書き言葉の場合は「貴社」「貴行」のように「御」ではなく「貴」を使うとできる人になれます。

相手の行動を丁寧に言う「尊敬語」、自分がへりくだる「謙譲語」

敬語で混乱するのが「尊敬語」と「謙譲語」の使い分けです。尊敬語は「相手の行動」に対して使います。逆に謙譲語は「自分の行動」をへりくだる言い方になります。例えば、「何かを見た」のが相手ならば「ご覧になられた」であり、自分ならば「拝見した」になります。

同じように考えれば、「聞いている」のが相手ならば「お聞きになる」、自分ならば「伺う」ですし、「行く」のが相手ならば「いらっしゃる」、自分ならば「参る」「伺う」となるのです。

よく使う敬語言い回し

「すみません! ○○してください!」なんて言ってしまう人はいませんか? 依頼するときは「恐れ入りますが、○○お願いできますでしょうか?」という形を取ります。何かを断るときに「無理です!」「できません!」「ないです!」という人もみかけますが、あまりにも無愛想すぎます。

「いたしかねます」「申し訳ございません」がベターです。

どんどん使っていこう!

こうやって書いていくと「敬語って難しい……」と感じて全然使わなくなってしまう人がいます。ですが、敬語は使わないとわからなくなってしまいます。特に若いうちは、どんどん使っていきましょう。間違っても、上司がやんわり教えてくれるはずです。

みんな間違えて、恥をかいて覚えています。あなたの為を思って注意してくださいますので、素直に聞き入れましょう。そうすることで、いざというときに失敗せずに使いこなすことができるのです。

敬語を一朝一夕で覚えるのは難しいものです。だからこそ、定期的に自分の敬語を確認してみましょう。わからないときには誰かに聞いてみるのもひとつの手です。そうやってコツコツ身につけていくと、いざというとき慌てずにすみますよ。

※この記事は2014年12月12日に公開されたものです

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