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日記をスイスイ書く方法「とにかく書き始める」

小学生の宿題で、頭を悩ませがちなのが「絵日記」や「作文」です。自分の考えを書くことが求められる宿題に、「どう取り組めば良いのか分からず、苦手意識を持ってしまう」という子どもは多いものです。実は作文や日記を書くときには、いくつかのルールがあります。

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とにかく書き始める!

作文や日記に苦手意識を持つ子どもは多いものです。まずはこの「苦手意識」を克服する必要があります。そのためには、「とにかく取り組み始めること」が重要です。「作文、書いて」と言われても、苦手な子どもは戸惑うだけ。

「何を書けばいいの……?」と悩み、それがより強い苦手意識を生み出すという、負のスパイラルに陥ってしまうでしょう。「ここで一緒にやってみようよ」などの声掛けで、とにかく作文に取り組み始めることが重要なのです。

手順その一、作文の材料を決める

さて、子どもが机に向かっても、すぐに原稿用紙を取り出してはいけません。まずは楽しい会話をスタートさせましょう。作文や日記にいったい何を書きたいのか、アイデアを出します。自由な発想で楽しむのがコツですが、作文に書く内容をある程度絞り込むことも重要です。

「家族で遊園地に行ったこと」だとテーマもボンヤリしがちですが、「初めて乗ったジェットコースター」なら、「何を書けば良いのか」も分かりやすくなるでしょう。

手順その二、出来事を思い出しメモにする

作文にする材料が決まったら、次は出来事を思い出します。「いつ」「誰が」「何を」「どうして」「そうなったのか」「そのとき、どう思ったのか」などが、これにあたります。一つずつ思い出しながら、メモにするのがオススメです。

写真やパンフレットなど、状況を思い出すのに便利なアイテムがあれば、利用するのも良いでしょう。メモが集まれば集まるほど、作文作りはスムーズになります。

手順その三、作文を組み立てる

メモを作ったら、次は文章の組み立てについて考えます。子供が無意識で作文を書こうとすると、たいてい時系列で出来事を並べます。「朝起きました。朝ご飯を食べました。そしてみんなで、遊園地に出かけました」といった具合ですね。

しかしこれでは、出来事の羅列になりがちで、行き詰まってしまうことも多いもの。こんな事態を避けるためにも、メモを並び替えて、どんな順番なら魅力的な作文になるのかを考えます。通常なら、作文のまとめ部分にくるような一文を、あえて冒頭に持ってくるようなテクニックもあります。

手順その四、書く、そして忘れずに……

ここまで準備が終わったら、あとは実際に作文を書くだけです。書く内容は、メモを作る際にすでに整理されていますから、苦労することはないでしょう。出来上がったら、読み直して誤字脱字がないか確認することをお忘れなく! そして最後に作文のタイトルを考えます。

実際に作文を書いてみると、自然と「自分が最も伝えたかったこと」も分かるはず。それをタイトルに決めましょう。

このコツさえ覚えておけば、もう作文の宿題は怖くありません。子どもだけでなく、大人の作文にも応用できる方法なので、ぜひ頭に入れておいてくださいね。

※この記事は2014年12月11日に公開されたものです

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