えー、通じない! 標準語だと思っていたら方言だった言葉「なおす」「車にしゃがれる」
自分では普通に話しているつもりでも、相手に「?」という顔をされて初めて方言だったことに気づくことってありますよね。そこで今回は、社会人女性から標準語だと思っていたのに伝わらなかった方言を集めてみました。
【寿司屋で「兄貴」と言われたら注意! 知らないとソンする業界の隠語】
どうすればいいの……部門
・「ゴミをなげる(捨てるの意味)。北海道弁だそうです」(31歳/その他/その他)
・「ものを片付けるときの『なおす』。母が関西の人だったから自然と使っていたけど通じなくてびっくりしました」(29歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
「ゴミ投げて」「これなおしといて」と言われても「え?」と戸惑ってしまう方言。そのままゴミを投げるわけにもいかないし、渡されたものは別にこわれていないし……。
わからないと友情にヒビ!? 部門
・「『しね』。~してね、の意味なのに『死ね』と思われたから」(30歳/ソフトウェア/販売職・サービス系)
こちらは勘ちがいされると気まずくなってしまう方言。「~せな(しなきゃ)」などの省略言葉は通じないことが多いですよね。
聞き返されること間ちがいなし部門
・「疲れたので『エライ』と言ったら、『何が』と言われた」(23歳/その他/事務系専門職)
・「『ごしたい』……疲れたと同じ意味合いです」(22歳/医療・福祉/専門職)
・「『いける?』大丈夫? と聞いてるのに伝わらなかった」(29歳/商社・卸/事務系専門職)
「ごしたい」と言っても「何が?」と聞き返されてしまいそうな言葉たち。「いける」は関西のほうでよく聞きますね。筆者は最初はどこかに行くのかと勘ちがいしていました。
言葉だけじゃイメージできない部門
・「うるかす⇒食べ終わった食器とかを水につけておくこと」(23歳/生保・損保/事務系専門職)
・「車にしゃがれる=引かれる」(31歳/情報・IT/技術職)
・「『めばちこ』もろもらいのこと、通じなくてびっくり」(29歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
それだけを言われてもイメージできない不思議な方言。ばんそうこうひとつでも「リバテープ」「カットバン」と、まったくちがうものに聞こえますよね。
いかがでしたか? 東北や九州など、人の少ない地域では、地元民でもよくわからない方言をおばあちゃん世代から使われることもしばしば。「これ知ってる?」と、その地方にしかない言葉のすりあわせで、コミュニケーションがとれるのは素敵なことですよね。あなたの地元にも、珍しい方言はありますか?
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません
※『マイナビウーマン』にて2014年12月にWebアンケート。有効回答数190件(22歳~34歳の働く女性)
※この記事は2014年12月11日に公開されたものです