【イラストコラム】男性があなたを「2回目のデート」に誘わない理由
気になる彼とはじめてのデート♪ るんるん気分で帰宅し、次はいつ誘われるかしら? と思っているのに待てど暮らせどお誘いなし。彼があなたを「2回目のデート」に誘わないのにはどんなわけがあるのでしょうか?
「話が盛り上がらなかった」「受け身すぎてつまらない」「脈なしって感じ」と、イマイチ盛り上がりに欠ける雰囲気に男性の気持ちも萎えてしまうパターン。初デートの緊張でうまく話せなかったという場合もあると思いますが、「楽しませてもらって当たり前」「彼が会話をリードしてくれて当たり前」と、ちょっぴり上から目線の受け身体勢になってはいませんか?
うまく話せないならニコニコしているだけでもいいと思います。彼が気持ちよく話せるような状況をつくることで、「あ、またこの子と会いたいな」と思ってもらえるかも。
女子にありがち(?)な「おごってもらって当たり前という態度」もよろしくありません。確かにおごってくれる男性は多いけど、それをハナから期待してデートに出かけちゃダメですよね。
トイレに行ってる間に払ってくれているようなハイパースマートお会計男子ならばいざ知らず、財布も出さずに「ゴチになります」は、かわいげないどころかお育ちまで疑われちゃうかも。一緒にお会計の現場に居合わせたら財布を出すのはひとつのマナーと心得ましょう。その上でおごってもらえたら、にっこり笑って「ごちそうさま」を。
ワリカンにされたことをブツブツ言い続ける女の子もいますが、それも「おごってもらって当たり前」と思っているからですよね。本来てめえの食ったもんはてめえで払うところを、出してもらうのが当たり前ってどうして思うのでしょう。それ、思っていいのは実の父親くらいだと思うのだが……。
わたしは逆におごられることにドキドキしてしまうので(どんな顔して「ごちそうさま」を言ったらいいかわからなくなる)、わりとワリカンだとほっとします。あと、おごってもらって申し訳ないなぁと座りの悪い顔でモジモジしているときに「いいよ、今度お茶でもおごって」的なことを言ってもらえると、気持ちが楽になって非常にありがたく、恋に落ちるスピードも加速します。
「店員さんへの態度が悪い」「食べ方がきたない」という食事中のマナーのなってなさにも厳しいご指摘が。デートの相手じゃなくても、店員さんへの態度が悪い人は嫌ですよね。食べ方のきたなさは自分もごはんをぽろぽろこぼすことが多いので耳が痛い。串からほぐそうとした焼き鳥の砂肝がフライアウェイしたときは爆笑したけど、男の子は引いていたのかもしれないなぁ……。
ある男友だちがこう言っていました。
「学生のころは何度か遊んでるうちに付き合おうかなと考えるのがふつうだったけど、大人になってからの『2回目のデート』は、もう付き合う前提という気がして、なんか重い」。
彼は「2回目のデートの約束」まではとりつけたけど、直前でなんかこわくなってドタキャンしたらしいです。……いくじなし! でも、確かにそれもわかるかなぁと思いました。
遊び人ならまた話はちがうのかもしれないけど、真面目な交際を望む人にとって「次付き合う人は結婚相手になるかもしれない」と思ったら、お試し感覚のデートに誘うのは相手にも失礼になると思ってしまうのかもしれませんね。誠実さゆえのチキンっぷりだけど、わからなくはないかなぁ。
われわれが思っている以上に大人の恋愛の肝となる「2回目のデート」、自らチャンスをつぶすような言動は控えたいですね。「○○してもらって当たり前」女子のみなさん、判定するのは女性だけじゃないんですよ。あなたも判定されてるぞ。見られてるぞ。きゃぁ。
それから、お誘いなしの彼にまた会いたいなと思ったら、待ってるだけじゃなくてこちらから誘ってみるのもいいかもしれないですね。平安時代でもあるまいし、別に女性が待ちの姿勢でいなきゃいけないってことはないのですし。蒔かぬ種は生えぬ。何がどう転がるかわからん世の中です。蒔いてこ、蒔いてこ。
※この記事は『男性があなたを「2回目のデート」に誘わない理由→「受け身すぎる」「食べ方に幻滅」』を再構成しています。
文・イラスト/MARI MARI MARCH(マリマリマーチ)
(OFFICE-SANGA)
※この記事は2014年12月10日に公開されたものです