お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

幼なじみの男性と12年間すれちがう、せつない恋に揺れる! リリー・コリンズにインタビュー

いい感じの男性がいても、あと一歩を踏み出せない……。その結果、友だちのままで終わってしまい、後悔したことはありませんか? そんなあなたにオススメなのが、12月13日より公開される映画『あと1センチの恋』。恋と夢と友情に揺れるひとりの女性の12年間を通し、誰もが心に持つせつない思いが描かれています。

映画の公開を記念して来日した主演のリリー・コリンズさんに、映画のことはもちろん、恋愛観についてインタビューしました!

その前に、まずは作品についてご紹介。幼なじみのロージー(リリー・コリンズ)とアレックス(サム・クラフリン)はフィーリングもぴったりで何でも話し合える間柄なのに、いつまで経っても友だち以上、恋人未満から抜け出せず……。

ティーンエイジャーの終わりごろにはそれぞれに恋人ができ、そしてロージーには「妊娠」という大きなハプニングが起こります。ますますすれちがうことになった2人はもどかしい思いを抱えたまま、いくつもの季節を過ごすことになるのです。そんな恋をリリーさんはどう感じていたのでしょうか?

「ロージーは何度も告白のタイミングを逃してしまうの。でも、そんなロージーの気持ちは痛いほどわかるわ。だって、アレックスの人生を考えると自己中なことはできなかったんですもの」

自分の事情に彼を巻き込みたくはないし、ぼやぼやしている間に彼にも彼女ができちゃって、それをじゃまするわけにもいかない状況になったロージーに、「相手を思いやる子だから、12年も告白ができなくなっちゃうの」とリリーさん。そんなロージーの気持ちは決して特別ではなく、誰でも持っているものですよね。

「告白するべきかやめるべきか。進んでいいのかちょっと待ったほうがいいのか……。恋はいつも二者択一の悩みがつきないもの。でも悩んだとき、やっぱり大切なのは自身の気持ち。だって最後は自分に降りかかってくるのだから、自分で自分の気持ちに責任を持たないと」

ロージーは恋に揺れる“ごく普通の”女の子。でもリリーさんはロージーに、ほかの女性にはない大きな魅力を感じていたと語ります。

「ロージーは挫折を味わったりしながら大人として成熟していくのだけど、根本的なところはいつも変わらないの。恋の話に興味津々だった少女時代も大人の部分があったし、大人になってからもキュートで、はじけるときは思いっきりはじけちゃう。そして困難に直面してもちゃんと自分の意思で前を向いて歩く。決してぶれない強い女性よ」

そんなロージーを演じながらリリーさんが強く感じたことは、「人にとって年齢は関係ないんだ」ということだったそう。

たしかに、いくつになってもかわいさを失わず夢に向かうロージーを見ていると、自分も年齢など関係なく、やりたいことはどんどんチャレンジすればいいんだと元気づけられます。

夢と恋に揺れるロージーは、まさに働く女性の等身大の姿を描いているよう。私たちに元気を与えてくれるロージーに、映画館へ会いに行ってみませんか?

■映画『あと1センチの恋』
12月13日(土)より新宿武蔵野館、渋谷シネパレスほかにて、ロードショー!
http://1cm-movie.com/

(C)2014 CONSTANTIN FILM PRODUKTION GMBH

(平野智美/OFFICE-SANGA)

※この記事は2014年12月10日に公開されたものです

SHARE