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半熟玉子の天ぷらをメシにからめてほおばる!日本橋三越前『天ぷらめし 金子半之助』

海老・キス・イカのかき揚げ・鳥天・玉子の天ぷら・野菜天4品の「天ぷらめし」980円

●粋で豪快な天ぷら定食がリーズナブルに
同じく三越前で職人の手による天ぷらを豪快に盛り付けたコストパフォーマンスの高い天丼で、5年前のオープン以来、行列店となっている「天丼 金子半之助」。その姉妹店として“天ぷらめし”と銘打った天ぷら定食専門の店として4月にオープンしたのが「天ぷらめし 金子半之助」だ。

【面白い家訓「カレーはルーのみ食べる」「ラーメンには天ぷらを乗せろ」「新聞は音読する」】

天丼専門店と同様に、コンセプトは“とにかく粋で豪快に”。基本となる「天ぷらめし」980円は、海老、キス、イカのかき揚げ、鳥天、玉子の天ぷらに、かぼちゃ、なす、舞茸、ししとうなどの野菜天4点の計9品が客席のカウンターに面した厨房で、職人の手慣れた技で揚立てを供される。

天つゆは、天丼専門店の丼タレをベースにしたやや濃い口の重厚感のあるもの。これは、現在も湯島で仕出し懐石などを行う現オーナーの祖父で、調理師会「金子一心会」2代目会長も務めた金子半之助が残した閻魔帳から再現されたもの。

オーナーが子供時代から記憶していた祖父の味へのこだわりとリスペクトが、タレとつゆ、そして屋号へと現れている。やや濃い口の天つゆのためたっぷりの大根おろしが入っており、コクのあるつゆとサッパリした大根を揚立て天ぷらにからめてメシとともにほおばるのが正しい食べ方だ。

●半熟玉子の天ぷらはメシにからめてほおばる
天ぷらの品数、揚立てのクオリティなど値段以上のコストパフォーマンスを誇る同店だが、食前に供される黒豆茶の心づかいやしっかりと身の入ったアサリのみそ汁が付くなど、脇役も豪快。特筆すべきはカウンターにおかれた副菜で、イカ塩辛、きんぴら、白菜浅漬けの3品がメシのアテに取り放題と気っ風のよさがとめどもない。

「天タネはそれぞれにこだわっていますが、好評なのが玉子の天ぷら。半熟玉子に薄く衣付けて揚げたものですが、こちらはメシの上にのせて醤油と自家製の一味山椒をかけて割りくずしながらお召し上がりください」と店長の大塚大介さんがおすすめする。

主役の天ぷらはもちろん副菜の充実度もあって、メシがすすむことうけあいの天ぷらめしを求めて開店を待つお客の列が絶えない人気店だ。

【店舗データ】
店名:天ぷらめし 金子半之助
所在地:東京都中央区日本橋本町1-4-3 ヴィラアート日本橋1F
営業時間:11:00~22:00(土・祝10:00~21:00)
※ラストオーダー閉店30分前
定休日:日曜
HP:http://www.hannosuke.com/
メニューは全て税込

【その他メニュー名 価格】
・穴子の天ぷらめし1380円
・海老の天ぷらめし1380円
・追加天ぷら150円~

※この記事は2014年12月10日に公開されたものです

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