お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

インフルエンザにかかる人、かからない人の違いって何?

Doctors Me

■ワクチン+αの予防法を知っておこう

今年も、インフルエンザの流行するシーズンがやってきました。ワクチンを打ったにもかかわらずインフルエンザになる人もいれば、ワクチンの有無にかかわらず、インフルエンザにはかからない人もいます。

体の免疫機能が落ちている時に、インフルエンザをはじめとしたウイルスの病気にかかることが多くなります。インフルエンザにかかりにくい人は、無意識に、ウイルスを遠ざける生活をしているのかもしれません。

■インフルエンザにかかりやすい人、5つの特徴

1、ストレスが多い。
2、睡眠不足など生活が不規則。
3、通勤電車も含め、人混みに出掛けることが多い。
4、冷え性である。
5、集団生活をしている子どもと同居している。

体に疲れがたまっていたり冷え性があると、体の免疫機能が落ち、インフルエンザに感染しやすくなります。また、子どもは免疫力が低いためインフルエンザにかかりやすい上に、幼稚園や学校などの集団生活によりすぐに周囲に広がります。また、子どもの看病で家族がインフルエンザになることも少なくありません。

■インフルエンザから体を守る、5つのポイント

1、人混みにはマスクをして出掛ける。
2、外出から帰ったら、念入りに手洗い・うがい。
3、栄養バランスのとれた食事をとる。
4、定期的に運動をして規則的な生活をする
5、部屋を湿度50%以上に加湿する。

インフルエンザワクチンの接種は、打ったからといって100%感染しないわけではありません。まずは、外出後の手洗い、うがいを念入りにし、部屋の湿度を、ほとんどのインフルエンザウイルスが死滅する50%以上に保って、十分休養をとるようにしましょう。いっぽう、インフルエンザにかかった家族を看病する場合は、お互いにマスクをし、家の中でも手洗い、うがいをよくして、ドアやトイレなどはアルコール消毒をしておくことをお勧めします。

■まとめ

ウイルスから身を守るための方法を知って、インフルエンザの季節も体調を崩さないようにしましょう。また、感染を防ぐための気遣いも忘れずに。

(文:30歳女性内科医/Doctors Me、構成:マイナビウーマン編集部)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.06.14)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

※この記事は2014年12月05日に公開されたものです

Doctors Me

医師をはじめ、歯科医、薬剤師、介護福祉士、栄養士、獣医、心理カウンセラーの6つの士業・専門従事者を擁する、総合型の健康Q&Aサービス。2013年8月のサービス提供開始以来、『安心をもっと身近に』というサービスコンセプトのもと、医師だけにとどまらず、専門資格を持つ多様な回答者を増やし、場所や時間を気にすることなく、さまざまな悩みを気軽に相談できるサービスを実現。https://doctors-me.com/

この著者の記事一覧 

SHARE