【ビジネスマナー】社外の人から嫌われない、スマートな握手の仕方は?「握手しながらおじぎをするのは失礼」
ビジネスパートナーとの初顔合わせで、握手をかわすというシーンをよく見かけます。しかし、その握手の仕方一つで相手を不愉快にさせてしまうこともあったりします。商談を成立させるためにも、スマートな握手を覚えておきましょう。
【【握手マナー】握手しながら頭を下げてお辞儀はNG「握手の時は目を見る」】
握手するタイミングって?
挨拶する前に先に手を差し出す人もいますが、これは相手に不快を感じさせる元になります。まず最初に自己紹介をしましょう。これにより、相手の緊張をほぐしたり、逆に敵視する感情をそらせたりすることができます。その後手を差し出し、握手を求めましょう。
力は入れすぎず、緩すぎず
握手をしたら少し強めに握りましょう。あんまり力なく握ると、仕方なく握手をしているのかも?と感じてしまいます。そして、軽く振るとよいでしょう。この握手というのは、友好を示すための握手ですから、相手が振り回されたりするような握手をする必要はないのです。
かといって、あまりにも力ない握手も考えものです。
握手は片手で、失礼なことはしない!
ビジネスの場においては、握手は片手でやることが多いです。両手での握手はあまりに馴れ馴れしいと感じられがちです。まだそこまで知らない相手ですので、そこはビジネスライクに対応しましょう。
また、握手をしたら相手の手が汗ばんでいたということはよくあります。本人も汗ばんでいることに気づいているはずです。その状態ですぐにハンカチを取り出して手の汗を拭うなんてことをやれば、相手のプライドを傷つけてしまいます。
気持ち悪いと思っても、後でこっそり拭くくらいの気遣いは必要です。なお、手を差し出された場合に自分の手が汗ばんでいた場合は、ハンカチで拭いてから手を握るという気遣いも、相手によっては必要です。
握手しながらおじぎをするのは失礼
海外では挨拶代わりに握手をするのが常識です。ゆえに、日本式の「お辞儀をする」挨拶は不思議に感じます。握手を求められて、握手に答えつつおじぎをするのは、欧米人にとって非常に失礼に感じます。相手の目を見て握手をすることが、敬意を表するという態度になるのです。
握手一つとっても、相手に与える印象は大きく変わります。たかが握手と思わずに、スマートな握手を心得ることが、ビジネスの場において重要ですよ。
※この記事は2014年12月03日に公開されたものです