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この冬注目のあったか朝食! ホットグラノーラのおいしい食べ方

田中雅子

グラノーラといえばお手軽な朝食やデザートに、今や健康志向の女子には定番人気のフード。そんなグラノーラ、ホットで召し上がってみませんか? 「めざましテレビ」でスープ専用グラノーラが紹介されたり、永谷園からグラノーラを具材としたスープが販売されたりと、今年の冬はその人気が本格的なものになりそうな予感です。

ここ最近のパンケーキやエッグベネディクトなどの輸入フードを使用した朝ごはんブームと、グラノーラのおしゃれ感がマッチしたことで注目がさらに高まっている様子。

寒い冬にぴったりなホットグラノーラの魅力を、雑穀クリエイターの田中雅子さんに教えてもらいました。

おいしくて冷え予防にも最適! 寒い季節はグラノーラをホットで食べてみませんか?

グラノーラの体においしい栄養素

グラノーラとは、オーツ麦やナッツ類に植物性油脂やメープルシロップ・蜂蜜などの甘味料を混ぜ、オーブンで焼き上げたもの。オーツ麦や雑穀には、現代人に不足しがちな亜鉛・鉄などのミネラルや食物繊維、ビタミンが豊富に含まれています。お通じがよくなり、腸内に残っている不要物質が便として排出されるため、お肌や髪を美しくするデトックス作用も期待できます。

また、豊富な食物繊維による腹持ちのよさから、ダイエット効果も見込めるのだとか。自分の好みのナッツやフルーツなどを加えることができるのも、人気の理由のようです。えん麦などの雑穀にはビタミンCがほとんど含まれていないので、脂肪燃焼効果があるエゴマ油やフルーツをプラスして食べると、さらに栄養バランスがアップしますよ!

ホットグラノーラってどんな食べ物?

「トロリとしたスープにカリカリのグラノーラを加えるホットグラノーラは、食感のバラエティーが広がり、そしゃくしたことによる満足感もアップできます。忙しく時間のないときにでも手軽に満足感が得られ、しかもヘルシーなので、ダイエット中でも罪悪感なく楽しめるはずです」(田中さん)

身体を内側からあたため、女性の大敵「冷え」を予防して代謝を高められるのも、ホットならではの効果。余分な脂肪をためにくい、ダイエットに向いた体を作ることが期待できます。

雑穀クリエイター田中さんオススメのホットグラノーラの食べ方

ホットグラノーラで大切なのは、スープの種類にあわせて使用するグラノーラを選ぶこと。

甘味のあるグラノーラには、かぼちゃやコーンスープ、クラムチャウダーなどとろみのあるスープが合います。コンソメスープやあっさりタイプのスープには、非加熱のミューズリータイプを選ぶとよりおいしく味わえます。

また、サクサク感が残るグラノーラにはとろみのあるスープを選び、逆にサクサク感が目立たないグラノーラを使うときはスープと一緒に煮込んでとろみを出すのが手づくりの際の秘訣なのだとか。バナナなどを加えると、さらにトロリ感が増しておいしいそうですよ!

田中さん直伝! 女性にうれしいヘルシーレシピ

カリフラワーと白みそ、豆乳を使用した女性に人気のヘルシースープ。ナッツ類などが入っていないグラノーラを使うのがポイント。お好みでミューズリーを加えても楽しめます。

カリフラワーを使った豆乳と白みそのスープ

女性におすすめの「カリフラワーを使った豆乳と白みそのスープ」

【材料】

・お好みのミューズリーまたはグラノーラ 適量
・カリフラワー 1/2株(200gくらい)
・タマネギ(薄切り)1/2個分(100gくらい)
・バター 15g
・鳥スープまたはコンソメスープ 300㏄
・豆乳 200~300g
・白みそ 大さじ1
・岩塩や飾り用のアサツキ 適量

【作り方】

1、カリフラワーは小房にわけて、塩を加えた湯で固ゆでする。
2、鍋にバターを入れて火にかけ、玉ねぎを焦げないよう注意しながら炒める。色が透き通ってきたらカリフラワーとスープを加えて煮る。カリフラワーがやわらかくなったら火からおろし、粗熱を取る。
3、ミキサーにかけてなめらかになったら鍋に戻し、豆乳を加えて火にかける。さらに白みそも溶かし加える。
4、味を見て、必要なら塩を加え、白こしょうをふって完成。スープを器に盛り、グラノーラを加え、小口切りしたアサツキを添えて彩りを。

(さとうまほ/Pistachio)

※この記事は2014年11月27日に公開されたものです

田中雅子

日本雑穀協会認定・雑穀クリエーター・雑穀アドバイザー(認定番号 第A10031号)、食育アドバイザー(認定番号 SA0008)、ジュニアベジタブル&フルーツマイスター。自宅で料理教室を主宰し、雑穀をはじめ食生活を豊かにするレシピを提案。渋谷【ベターホーム協会】食文化セミナー講師・玉川高島屋S・C【玉川テラス】セミナー講師、幼稚園や小学校の保護者向けの講演やその他調理実習会での講師も務め食育活動にも取り組んでいる。また、雑誌へのレシピ提供、企業との共同商品開発等、幅広く活動。http://m-kitchen.net/

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