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足を運んでこそわかる!日本酒の、本当の味を巡る旅(青森県 南部地方)

南部煎餅で知られる青森県南部地方は、十和田湖や八甲田山などの大自然を有しています。大自然の栄養を蓄えた水は、山から川へと流れ、おいしいお米を育みます。そんな土地でつくられた日本酒は、きっと格別な味がするでしょう。

今回は、青森県南部地方の酒蔵を5つ紹介いたします。

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・桃川株式会社
代表銘柄は「桃川」「ねぶた」「杉玉」。十和田湖を源とする、奥入瀬(おいらせ)川の伏流水を仕込み水に使用しています。伏流水は、簡単に言うと地下を流れる水のことです。地中でろ過をされるため、地表を流れる水よりも透き通っているのが特徴です。

お酒も透き通った味わいになりそうです。
青森県産のお米「むつほまれ」「ゆめあかり」を使用したお酒は外せません。

所在地:青森県上北郡おいらせ町上明堂112

・株式会社 盛田庄兵衛
代表銘柄は「駒泉」。八甲田山を源とする高瀬川の伏流水を仕込み水としています。八甲田山は複数の山を総称した呼び名で、北八甲田と南八甲田にわかれます。こちらではトレッキングと日本酒を楽しめそうですね。トレッキングツアーも要チェックです。

所在地:青森県上北郡七戸町七戸

・鳩正宗株式会社
代表銘柄は「鳩正宗」。かつては稲生川由来の「稲生正宗」という名称で親しまれていました。昭和時代のある日、一羽の白い鳩が神棚に住みついたことをキッカケに「鳩正宗」と名称を変えたそうです。代々、神様を大切にしている蔵元です。

スタッフ日誌には、イベントレポート(お酒を楽しむ会など)が公開されています。お酒のそばに居る人の、新鮮な声が聞けるのはとても貴重です。

所在地:青森県十和田市大字三本木字稲吉176-2

・八戸酒造株式会社
代表銘柄は「陸奥男山」「陸奥八仙」。蔵元は新井田川沿いにあります。蔵の正面は昔ながらの趣を感じさせる雰囲気です。お酒の貯蔵蔵は真っ白な壁が特徴的で、お酒だけでなく蔵元全体を楽しめます。北の蔵便りというブログも設けられており、イベント情報や季節ごとの蔵の様子が覗けます。

筆者は、新酒を楽しむ「Sake Festival」にぜひ参加したいと思いました。その日にしか飲めないお酒があるそうですよ。

所在地:青森県八戸市大字湊町字本町9

・株式会社 菊駒酒造
代表銘柄は「菊駒」。北の風土を感じさせるお酒づくりにこだわっています。特に「菊駒 純米 初しぼり 生酒」は、生原酒でいただけます。生原酒は、割水も火入れ(発酵を止める熱処理)もしておらず、できたてのお酒そのものです。

収穫したての果実を丸かじりするような味わいが特徴です。

所在地:青森県三戸郡五戸町字川原町12

南部地方の名産品としては「八戸沖さば」や食用菊の「阿房宮(あぼうきゅう)」があります。こちらの名産品と共に、日本酒を楽しんでみてはいかがでしょう。

※この記事は2014年11月16日に公開されたものです

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